大和神社の御朱印(天理市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

尼津彦ワールド展開しすぎて、Facebookに続きブログでも引かれ気味になっていないか心配になってきた尼津彦です。

皆様おはようございます。




檜原神社からもう少し山辺の道を歩いてみます。

同行人が教えてくれなければ素通りしたであろうこの風景。


日本武尊が東国平定に向かう時、この景色を思い、『倭は国のまほろば たたなづく青垣 山こもれる 倭しうるわし』という歌を詠んだそうです。

二度とこの地に戻ることはないかもという胸中での望郷歌ですね。

この歌、古事記では倭建命(あえて古事記表記)が詠んだと書いてありますが、日本書紀では父である景行天皇が九州で詠んだ歌とされています。

個人的には日本武尊であってほしいところです。


途中振り返ると三輪山が一望できます。



だんだん古墳が増えてきました。

この正面の古墳、たしか景行天皇陵だったと思います。

古墳の写真って後から見て区別つきません。


長岳寺山門


さきほどの昼食からとっととビールが飲みたくて仕方のない一行は立ち寄らずに先に進みました。



大和神社御旅所発見!



こちらが大和大國魂の社



いきなりこんにちは!



名前は忘れましたが途中のお寺の山門前にいた小坊主。



桜井市と天理市の境目ぐらいでしょうか?

環壕集落といって、外的から守るために壕で囲われた集落があります。


壕にはたくさんの金魚がいて、いくつかの群れを作っていました。

この群れの動きが面白かったのですが、その中でも一番の不思議な動きをする群れがいました。


それがこれ!


反時計回りにぐるぐる回りつづけてるんですよ。なぜか。


動画を撮ればよかったと後悔しています。


この後、大和神社へ向かう予定でしたが次の電車にギリギリ間に合いそうだったので寄らずに電車に飛び乗りました。

それを逃すと一時間先まで電車こないので。。。


大和神社も以前参拝していますが写真が少ないです。


御朱印


『おおやまとじんじゃ』と読みます。

ここの御祭神は天照大神と同時に大殿より出された大和大國魂です。

大國魂は渟名城入姫命によって鎮座地を渡り歩きますが、渟名城入姫命は髪の毛が抜け落ちるくらいの疲労を被ることとなります。

これは大國魂の神威のせいといわれますが、ストレスです。

新しい土地での心労ですよ。

今まで祀っていた神を排除して大國魂を祀れといわれて、その土地の人たちが納得するわけがない。

上下からの板挟みですね。


日々の苦情や調整に対応して心身ともに疲弊していったのでしょう。


大和神社には戦艦大和記念塔があります。

どうせ名前つながりだけだろうと思われる方も多いようですが、もっと縁があるんですよ。

同名ということにあやかって、なんと、戦艦大和に御祭神の分霊が祀られていたのです。

そして沖縄沖で沈んだ戦艦大和の乗組員たたの英霊が末社である祖霊社で祀られています。



さて、長柄駅から奈良駅まで出て、ならまちのおでん屋さんに向かいました。

開店時間まで待って乾杯!


いっぱい歩いた後のビールはうまい。

結局三軒行きました。



おまけ。この日の戦利品。


これにて、尼津彦ワールド三輪編は一応終了です。

少し無難な記事を挟みながら、次回は何編のワールドしようか考えますね。


昨日東大寺に拝観予約の電話入れたので、今日は奈良行ってきます。