熱田神宮の御朱印(名古屋市熱田区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

Facebookを主にやっていた時と、現在ブログ中心とでは写真の撮り方があきらかに変わった尼津彦です。

皆様おはようございます。
 
この頃は少ない枚数で要件を纏めようとしていたので、御朱印と社殿を一緒に写してたことが多いです。
 
名古屋の神宮といえば、有名な熱田神宮です。
 

 

土偶

これは熱田神宮にちなむものではなく、遮光器(眼鏡)つながりから名古屋眼鏡商業協同組合と眼鏡碑顕彰会が青森県出土の土偶を復元し記念碑としたものです。
 
 
妙に印象に残った御神木

 
本宮と御朱印

 
上知我麻神社と御朱印

 
八劍宮

 
熱田大神とは草薙剣を御霊代とする天照大神のことと御由緒書きされています。
 
草薙剣とは記紀などではヤマタノオロチの尾から出てきて後に三種の神器のひとつになる神宝です。
 
さて、尼津彦ワールドでの三種の神宝とはどのようなものか書いていきますね。
 
現在、三種神器といえば八咫鏡、草薙剣 (天叢雲剣) 、八坂瓊曲玉の3つというのは常識ですが、これは天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられた三種宝です。
 
先に降臨した天火明も忍穂耳から三種宝が授けられていますので、一組ではなかったはずです。
 
そもそも三種神宝を持つ者が大君になれるわけではなく、大君が持って初めて三種神宝になると解釈したほうがいいでしょう。
 
さて、三種神宝の本来の呼び名は、八咫鏡、八重垣剣、八坂瓊曲玉です。
 
八坂瓊曲玉は人の道や物事の道理、大君の心構えなどの教えを形にした象徴です。
 
八重垣剣とは天照大神が造らせた8本の剣で、大君に授けられ八坂瓊曲玉は大君が、八咫鏡は鏡臣、八重垣剣は剣臣に渡されました。
 
日本武尊が名づけた草薙剣の元の名は天叢雲剣ですが、これはヤマタノオロチの尾から出た草薙剣とは別物で、素盞鳴がヤマタノオロチを斬った十握剣のことです。
 
この十握剣は素盞鳴家の家宝のようなもので、代々大物主に伝わっていきました。
 
これが時を経て倭姫から、日本武尊に渡されるのです。
 
倭姫は猿田彦からも三種宝を受け継いでいるのですが、こちらのは天照大神の三種神宝であり、これもまた別物です。
 
ちょっとややこしいですが、古来より伝わる大事なものということだけでも御理解いただけるかと思います。
 
 
熱田神宮の御朱印

 
八劍宮と上知我麻神社の御朱印