離島医療の実際を学んだ ~研修医の集い~ | 庄内余目病院のブログ

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 当院は、山形県の日本海側に位置する324床の病院です。平成3年の開院以来、先進医療ときめ細かい地域老人医療を大きな柱として様々な活動を展開してきました。
 このブログでは、病院内の出来事やスタッフのお仕事日記、庄内の地域情報などをお伝えしていきます!

奇数月の恒例行事となった研修医の集いが、21日(土)に開催されました。
今回は、初期&後期研修医の症例発表と、福岡徳洲会病院 院長代行の小野隆司先生による特別講演がありました。

庄内余目病院のブログ-研修医の集い


研修医の症例発表は、「A型劇症肝炎の後重症急性膵炎を合併し死亡した一例」、「アルツハイマー型認知症の患者が食事性高Na血症をきたした一例」など5題。
発表のあとは、一つひとつの症例に、たっぷり時間をかけて指導医と研修医全員でカンファレンスを行いました。


庄内余目病院のブログ-研修医の集い おまちかね、特別講演「離島が育てた総合医が医療の再生を担う!徳之島の5年間で学んだ医療の原点」では、小野先生が経験された徳之島での医療の厳しい現状と、それを改善すべく取り組んだ新しい活動、離島医療の今後の展望などが紹介されました。

講演の後、参加した先生方・スタッフは口々に「この講演は、もっとたくさんの職員にも聴いてもらいたかった」と話していました。


庄内余目病院のブログ-研修医の集い 懇親会
ビールは、会場を外に移して行われました。
毎回、全員のスピーチタイムを設けていますが、今回も自己紹介や集いに参加しての感想、初期研修後の自分の進路などについてざっくばらんに語り合い、非常に楽しい会となりました。


参加した皆さま、お疲れ様でした。
次回は、3月17日(土)に開催の予定です。


はなこ雪