伝統と格式ある箱根・富士屋ホテルの
オリエント急行のようなクラシカルなティーラウンジにて
庭園を眺めながら寛ぎのひととき
さすがの品格あるおもてなしぶり
ぜひみなさま一度訪れてみてくださいな
老舗カフェではアップルパイやモンブランのような
昔からあるケーキを食べたくなります
今回はその中でも一番好きなホットアップルパイを注文
パイ生地は薄め・林檎たっぷり
シナモンがかなり効いててとっても美味しかったです
食べながらふと
テーブルに紙がはさまってるのに気づき読んでみると・・・
「このテーブルは1978年夏に
ジョン・レノンとオノヨーコがご子息たちと共に
お気に入りのホットアップルパイを食べた席です」
さらに
「ご一家に愛された当時と変わらぬ味と雰囲気を
皆さまにもお楽しみいただければ幸いです」
と結ばれていました
そのときわたしがまず思ったのは
「わぁいラッキー」
よりも
「まずい!ウエイトレスさんに
私がジョン・レノンのファンだと思われちゃう~」
でした(苦笑)
ウエイトレスさんが
珈琲のおかわりを持ってきてくれるたびに
(そう!ここは珈琲がおかわり自由なのです)
「わたしは偶然このテーブルに座り
偶然アップルパイを注文しただけなんですー(汗)」
と(心の中で)必死で訴えるのでした
ていうか
わたしジョンのファンなんですよねー
だったらジョンのファンだと思われてもイイじゃないか
・・・いやいや
ジョンのファンだと思われたくなかったんじゃなくて
ミーハーだと思われたくなかったんでしょうねー
・・・けっこうミーハーなんですけどねーわたし
つい見栄を張ってしまうのでした(苦)
老舗ホテルのラウンジで寛ぎのティータイム
こういうシチュエーションで背伸びせず寛げるところに
「大人になったな自分」感を感じます
そのくせつまらないことで見栄を張る
人間の心はフクザツね