今日は、県立宮古病院産科小児科病棟で
クリスマスコンサートさせていただいたのですが、
そのあと、
看護師長さんリクエストで
新生児ICUでも弾かせていただきました。
普段はドクター・ナースしか入れないお部屋。
もちろん、
病院側としても初めての判断。
私も、
熟慮して選曲し、
お母さんの声に最も近いといわれる楽器、ビオラを演奏しました。
ナースステーションの前で、
皆さんに聴いていただいているときより
もっと、優しい音が
自然に出ました。
生まれたての赤ちゃんや
生まれてしばらくたっているけれど
もうしばらくしてからお家に帰ることになる赤ちゃんが
たーくさんいました!
赤ちゃんたちの
素直に一生懸命生きる姿に感動し
思わず弾きながら涙が出そうになりました。
お母さんたちも
本当にいい目をしてました。
心静かで明るく穏やかで優しい目。
私の心の中で、
思わず、
東京の
小学3年生から
週3~4回も、
大手の受験塾に通わせるお母さんと
比べてしまいました。
やはり、
この島では、
「子どもたちの生きる力」といった
「根源的な力」に
私たち大人も
感動しやすいのかもね。
そういったものを
大切にできる国にしていかなきゃね。
というわけで、
宮古の子どもたちが
この国を救うのかもしれません。
この小さいベッドに
ひとりひとり寝ています。