「サラサーテ」記事 | アマノバイオリンスクール

各方面からお問合せをたくさんいただきましたので、記事の一部を。


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JASTA STRING FESTIVAL 2013 

初の沖縄県開催、その思いとは?

 

初の沖縄県開催について、大会の実行委員長であり日本弦楽指導者協会沖縄県支部長を務める天野誠さんに、開催の経緯と大会にかける思いをお聞きした。



<略>


 宮古島は沖縄本島から約300km離れた島だ。自然豊かなこの土地で、弦楽器の全国大会が開催されることの意味をたずねた。

「私たちは戦後67年経った今日、いまだに「日本人」としてのアイデンティティーを確立することができず、教育者はもちろんご両親も、日々迷いながら子どもたちと接しています。

 一方、沖縄・宮古島には、人々の温かな触れ合いの文化が色濃く残っており、そのため、この島に住む子どもたちは常にポジティブな気持ちを持っていることを感じています。

 本大会を通じて、日本一元気な子どもたちのいる沖縄・宮古島の『元気力』を日本中の皆さんに発信したいですね。

 また、全国大会恒例の500名の弦楽大合奏は、初めて聴く沖縄の人々に、強い感銘を与えるでしょう。

 いままで吹奏楽が主だった、沖縄での音楽教育に、歴史的なインパクトを与えると思います。

 これを一つの機会として、沖縄の子どもたちに、同世代の他所の子どもたちと触れ合うことでそれぞれの長所や価値観の多様性を理解し、そして、自分のアイデンティティーに自信を持ってもらいたいですね」と天野さんは想いを語る。


<略>



 最後に本誌読者にメッセージをいただいた。

「よく『宮古島には何があるの?』と聞かれます。これに答えるのは、とても難しい。『何もないよ。』『すべてがあるよ。』どちらも、正解だからです。

 もしも、名所旧跡を巡りたいのであれば、十分に期待にそうことはできないでしょう。

 しかし美しく穏やかな海で気軽に泳ぎたい、ビーチでのんびり過ごしたい、島の人たちの優しい心根に触れたいなど、『いのちの洗濯』をなさりたいのであれば、すべてが揃っているといえます。

 沖縄県の中でも海の美しさで有名な宮古島。

 弦楽器を携え、ぜひおいでください」