うちのかなえが、琉球大学教育学部音楽教育専修に合格しました!充分準備をしての受験でしたが、募集がたった3人の狭き門でした。
地元の高校で普通に勉強して、地元の国公立に入るのは幸せのひとつのかたちだと思います。
彼女と親御さんは、高校に入学した時点では、音楽大学でバイオリンを勉強したいとのご希望でした。
3年後に現役で合格するよう、厳しいレッスンをしました。彼女もそれに応え、部活動もせず、毎日高校の授業が終わると、まっすぐ自宅に帰り、青春らしいこともせずに、こつこつ練習しました。
志望音大の春と夏の講習会高1からも通い、紹介した徳永次男先生に合格のお墨付きもいただきました。
ところが、高3の秋、突然、
「自分のしたいことはほかにある気がする」
と、言い出しました。
実技の先生としては、怒ってもいいところですが、今までのかなえを良く知っている私は、
「自分のことを良く考えられてよかったね!」と言いました。本当にそう思ったからね!
まあそれからいろいろあったのですが、昨年の夏、琉球大学でミニコンサートをした時に、「やっぱり、音楽を通して子どもたちと関わっていたい」と強く思ったようです。
夏の終わりに、琉大教育学部音楽教育専修を受験したいと相談してきました。
音大受験時に引き続き、私が実技、内山美登里が楽典音楽史聴音を担当。
でも、バイオリンを弾く時間は音大受験時より減っているのに、今のほうが丁寧に弾いています。本気になったんだね!
いままで、学校では音大入試に関係がある英語と現代国語しか勉強していませんでした。
琉大受験を決めてから、世界史・生物・数学・古文の勉強を始めました。よくがんばった!
私たちも、本当にうれしいです!