リレー
もう結構、昔になりますが、誰かの薦めで、「聖なる預言」という本を読みました。
スピリチュアルなことに、ほとんど全く興味がなかった私ですが、この時はなぜか、素直に薦められるままに読みました。
そして、とても興味深く思いました。
「転生」ということに思いを馳せるようになったのは、この時からかも知れません。
本の内容に感化されて、そのとき、なんとなく自分の内側を感じてみました。
当時は、呼吸法も瞑想の仕方も知りませんでしたが、通っていた学校の授業に「座禅」モドキの実習があったので、なんとなく、その実習の時のようにしてみました。
(今、考えると、変わった授業ですね・笑)
すると、ふと、確かに魂のグループみたいなものがあるかもな…、となんとなく思いました。
チームに分かれて行うリレーのように、代わる代わる、バトンを持ってトラックを走る。
今回はたまたま私が走っている番だけど、これは私だけのレースではなく、チームみんなで長く続けているリレーかも知れない。
自分だけだと思うと、途中で疲れたり、いやになったり、あきらめそうになったり、いろいろあるけど…。
もしかしたら、同じチームのみんなが見守っていて、声援を送ってくれているのかも知れない。
なんとなく、そう思いました。
訳もなく、ほとんどそう確信しました(^-^;
じゃあ、勝手なことはできないよね…。
なぜか、そんなふうに思うようになり、チーム全体として、どう生きたいのだろう?と思いを馳せたりしてみました。
当時は結婚していましたが、それからしばらくして、離婚することになりました。
そして、さらに数年後、師である若月佑輝郎先生の講座を受けることになり、現在につながっています。
なにげに、あの時の「リレーなんだ」という思いが、私を実際にスピリチュアルな探求に向かわせた、最初のきっかけだったのかも知れません。
自分だけのレースじゃない。
自分だけの人生じゃない。
そう考えてみると、
「今の生き方で本当にいいの?」って、改めて自分に聞いてみたくなりませんか?