どこに向かって生きるのか(サロンOPENの経緯) | 在り方をととのえる/天眞音・クルール※天と地を繋ぐ・結ぶ人~スピリチュアルは生きること・日常そのもの~

在り方をととのえる/天眞音・クルール※天と地を繋ぐ・結ぶ人~スピリチュアルは生きること・日常そのもの~

「天眞音・クルール(アマネ・クルール)」は、在り方をととのえるための方法をお伝えしている女性専用サロンです。
氣付きやサイン、メッセージ等はいつでも日常に溢れています。
それを受け取ることのできる心と身体の器・在り方をととのえて参りましょう。

「丁寧に、暮らしたい。」

 

強くそう思ったのは、1年前 (2015年) のちょうど今頃。

 

「会社を辞めよう。」

そう決めた頃だった。

 

これまでの会社員生活は、思えば時間に追われる生活だった。

朝起きて、会社に行って、帰宅は深夜。

 

睡眠時間が1~2時間なんて日常茶飯事。

 

ゆっくりお布団で寝ようと思っても、

神経が立って寝付けない、

 

もしくは

ゆっくり寝てしまう自分が怖くて、

朝起きられるのかが不安で、

ソファーで仮眠。

 

そしてまた次の一日。

その繰り返し。

 

自分のことに意識を向ける、

そんな氣持ちの余裕も時間の余裕もなく、

 

「こなす」 だけの毎日。

 

仕事をしている自分じゃないと、
認めてもらえないと思っていた。
 

働かない自分には、
価値がないと思っていた。

 

物心ついたときから、
「女性」 として生まれた自分を否定してきた。
 

不細工で太っている自分には、
女性として生きるなんて、

許されないと思っていた。

 

自分をイジメて、
自己否定しているくせに、

他者からの評価がほしかった。

承認してほしかった。

 

「生きてていいんだよ」 と。

 

そうして、自分を蔑ろにしてきた。
 

自分自身が一番、
自分を軽んじてきた。

 

去年の健康診断で、
「要・精密検査」 の検査結果と一緒に、

医師宛の 「紹介状」 が届いた。

 

嫌な予感がした。

 

封緘されたその封筒は、
そのまま近所の総合病院で、

担当の医師へ渡され、

その内容が私に伝えられた。

 

「子宮ガンですね。」

 

「・・・・・うそでしょ?」 と、

「やっぱり・・・・・」 が、
半々の氣持ち。

 

女性性を否定し続けて、
仕事でも負荷をかけ続けてきた、

自分のカラダからの
「最後通告」 だな、と思った。

 

その病院で、日を置いて再度、
細胞診をすることになった。

 

細胞診の日から、
検査結果が出るまでの約1か月、

リアルに自分の 「死」 を感じた。

 

自分でも驚くほど、
「死ぬかもしれないこと」 は

怖くなかった。

 

けど、

 

同じくらいのベクトルで、

「もう少し、あともう少し、生きたい…!」

 

そう思えた。

 

私のカラダは全力で、
それこそ命を張って、

私へメッセージを伝えてくれたんだ。

と、思えた。

 

再検査の結果は、
なぜか幸いにも 「良性」。
 

経過観察は必要だけれど、
死の期限は先延ばしとなった。

 

そうして私は、
会社に退職届を提出した。

 

必死で伝えてきた、
カラダからのメッセージに応えるために。
 

改めて、女性としての自分を
認めて生きるために。
 

なんでもない、
普通の暮らしをするために。
 

朝起きて、食事を摂って、
笑って過ごして、眠りにつくために。

 

今年 (2016年) で50歳になる。

会社規程の定年まで
勤めて働くとしても、あと10年だ。

 

その10年を、
今までのように 「こなす」 毎日ではなく、
 

自分のために、自分が楽しむために、

自分のカラダに応えるために、

 

「丁寧に生きよう」  そう思った。

 

 pixabay

 

7月のある日、ぷれし~どさん主催の講演会に行ってきた。

 

「ひすいこたろう+さとうみつろう コラボトークライブ」

※講演会自体もとても素晴らしく有意義な内容でした。

  詳細は、さとうみつろうさんのブログをご参照ください。

 

その中で、ステージ上から、

「最近、あぁ~こんな不幸なことがあった、悲しいことがあった…って人は、手を挙げて~」 という問いかけがあった。

 

素直に、真剣に考えてみた。笑

が、…まったく思い当たらない…!

 

その瞬間、
「なんて幸せなんだろう」 と思えた。

 

会社を辞めて、安定した収入はない。

この先の保証は何もない。

 

でも、会社員時代も今も、
私は人には恵まれている。
 

攻撃されている
…とばかり思い込んでいた、
その周りの人たちに、
 

私は助けられ支えられ、
いま、ここに居る。

 

それがどんなに贅沢なことか。
幸せなことか。

 

それを感じられただけで、

「氣付けなかった自分」 に
氣付けただけでも、良かった。

 

(不謹慎な発言なのかもしれないけど・・・)、

ガンになって、
少なくとも私は、良かった。
 

たくさんの氣付きと、行動するきっかけを貰った。

 

大事なことを私に教えて氣付かせてくれて、ありがとう。

やっぱりカラダって、生きる(活かされる)って、凄いな。

 

良性腫瘍となったこのコも、たんちゃんと同じように、永~い付き合いになるのかもしれない。
 

どれだけ私のカラダは、居心地が良いのか?とも思う汗

 

けれども、必死に伝えようとしてくれた大事なメッセージ。
 

あとは受け取った私が、どう生きるか、

延ばしてもらったチャンスを、
どう活かすかに掛かっている。

 

「丁寧に生き、活かす、暮らす」

 

検査通院は、それを私に思い出させてくれる、大切な時間となっております。

 

自分一人のチカラは、小さい。
 

でももし、その小さい力が誰かの勇氣になるのなら、生きる力になるのなら、こんなに嬉しいことはない。

 

私がサロンをオープンするに至った経緯も、周りの方々のお力添えの部分が大きい・・・というより、むしろ大部分がそれを占めているように思う。

 

~くつろぎ、ゆるみ、ラクになる~

この、サロンオープンに係るキャッチフレーズは、過去の自分へのメッセージでもあり、頑張りすぎている貴女へのメッセージでもあります。

 

貴女のご自愛したい氣持ちに寄り添い、サポートする、そんなサロンで在り続けたい。
 

オープン間際の今、そう感じております。

 

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サロンオープンは、9月23日(金)を予定しています。

※当初のオープン予定より遅れております。

個別でお問い合わせをいただいている皆さまには、

お待たせしており、本当に申し訳ありません。

詳細については、別途ご案内いたします。

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