奄美大島・徳之島・喜界島・沖永良部島・与論島・加計呂麻島・請島・与路島の有人島からなる「奄美群島」
その島の中でも、おそらく
“奄美の人でも行ったことがある人は少ない”であろう与路島(よろじま)・請島(うけじま)へ行ってきました。
まずは与路島!
与路島は、集落の半分以上がこの石垣の壁の囲まれています。
石垣壁により壁の奥にある家を見ることがなかなかできないのですが、
それには奄美大島ならではの理由が!
奄美群島は「台風」の通り道。
現在では、台風がきても耐え得る建築の家になっていますが、
当時の技術では強い風に耐えるために、
この2mほどの高さの「石垣壁」をつくったのだそう。
(壁の奥は、少し地面が下がっていてこの高低差で台風をさける高さを作っていたそうです)
ちなみに、この石垣の壁は絶妙なバランスで石を積み重ねていて、
石と石のあいだには、猛毒と言われるハブがいることも・・・^^;
どこの石垣壁にも、ハブ用の棒が置いてありました。
むやみに石垣に近寄らず、壁から少し離れて道の真ん中を歩きましょう♪(笑)
そして、請島!
きっと私が見た奄美大島の海の中で、いちばん美しいクンマビーチ!!
「海と砂浜」の総合点が最高ー!!
あー、夏にまた水着でこのビーチに入りたい!
与路島の帰りは、あの無人島ハンミャ島の砂丘も見ることができました♪
ハンミャ島には上陸することがなかなか難しいのですが、
現地のガイドさんが連れて行ってくれるそうです。
「請島・与路島」は観光名所のようなポイントがほとんどありません。
そこで生活をする集落の人たちだけ。
それほど未開拓な島だからこそ、本当の意味での
「手付かずの自然」「本当の奄美の姿」がそこにはあるのですね。
奄美の人でさえ、ほとんどの人が行ったことがない秘境の島は、
島を感じる。自然を感じる。
集落を感じる。文化を感じる。
そんな贅沢旅でした!