この記事はヒルマが2才のとき、発達障がいに気づいたときのお話です。




発達支援センターへ電話したものの、障がい名は現時点ではわからないことをパパに報告しました。パパは明らかにイラついていました。そして─
 

 


今度は何の苦情だろうと身構えると、

「これまでヒルマが夜何度も起きて眠れないせいで、脳の発達に悪影響だと心配しておかあさんを怒って来たけど、……そもそも脳に障がいがあったから、眠れなかったんですね」
 


じ~んとしました。
 

 


ヒルマ、2才の夏。
こうしてわたしたち家族は、発達障がいの世界へ足を踏み入れたのでした。