甘味生活*育児絵日記


ずっと、発達障害についてどう書いたらよいものか、迷っていました。

 

だってですね、なんだかよくわからないのですよ。

わたしたちがいったいどこにいるのか、が・・・。

以前書いたように発達検査で、

ヒルマが通常の発達パターン(定型発達)とは異なることがわかりました。

 

ヒルマはこの先どうなるの?

わたしたちが死んだ後、ひとりで生きていけるの?

「成長しないわけではなく、のびしろはあって、

 

まわりから”あの人ちょっと変わってるよね”と

噂される程度で自立している人もいれば、

 

普段の生活に支援が必要な人もいます」

……で、えーと、

ヒルマの場合は……どうなの???


始終そういった感じで、

なんというかハッキリしないわけなのです。

たしかに2才の時点で、

20才のヒルマがどう成長してるかなんて、

たとえ定型発達だったとしても

予想のつかないことだと(今なら)理解できます。

ただ、なんというか、

思いがけずまったく知らない道に突然立たされて、

この先に何があるのか見当もつかなくて

 

しかもそこをちいさな息子の手をひいて

進んで行かねばならないのだから、

不安にも神経質にもなるわ!と、やっぱり思う。


▼診断名がついていない


そして何よりわたしをモヤモヤさせたのが、診断名がついていないことでした。

 

「今後も時間をかけて様子を見ないと判断できない」という説明でした。

 

それさえハッキリすれば、

ネットで調べたり本を読んだり、

詳しく勉強できるのに!

そんなモヤモヤイライラした気持ちの中、

初期療育が始まりました。

 

診断名はついていないのですが、

広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のグループにいました。

これがまた、谷あり谷あり(谷ばっかり!笑)となるのです…
 

 

▼初期療育の谷の話