第二ホーム
「お前の銃器指導官になったクロエだ」
「私の名前はUnlimitedly Rational Innocence Matterでありマス」
「無制限に合理的行動を行う純粋なる素体・・・か お前は合理の意味を知っているのか？」
「はい 任務遂行の為なら手段を選ばない意味でありマス」
「そうだ かつてトールマンが悪魔の出現を抑える為にICBMを落とした」
「インストール済み情報でありマス」
「人はこれを悪魔の所業と呼ぶだろう・・・だが合理的判断とも言える」
「前者は人間の感傷 後者は秩序優先でありマス」
「そもそも合理とは悪魔教からきている・・・」
「情報符合無し Learningモード」
「歴史家は合理主義をトールマンの国の開拓精神からと来ていると言うが出鱈目だ」
「Learning中・・・」
「かつての大国の宗教では金儲けや人殺しの為に手段を選ばない教義はない！」
「Learning中・・・」
「そう・・・合理主義とは救世主を崇める宗教を影で操るユダヤ教のタルムードが原点だ」
「悪魔を倒す為に悪魔と契約し力を借りる 合理でありマス」
「フ・・・皮肉なものだな・・・人間の私もイノセントのお前も・・・」
「私は悪魔殲滅の為に製造されたでありマス」
「そうだったな・・・話が過ぎた ヴァーチャルルームに入るぞ」
「了解でありマス」
つづく