市内東側観光@西安 | 天津甘栗丼@中国

市内東側観光@西安

今日は市内東側を観光。


まず向かったのは、中心部からタクシーで30分ほどの場所にある、「半坡博物館」。


半坡博物館


約6000年前、新石器時代の住居跡や出土物を展示する博物館です。


住居跡


ここは、兵馬俑に次いで、行ってみたかった場所。

なぜかというと…

これを見たかったんです。


人面魚紋盆


人面魚紋盆」。

本では何度も見ていたのですが、見れば見るほど、不思議なデザインです。

これは古代の飛行機だ、なんて言ってた人もいたような。

本物を間近で見ることができて、感動です。


さて、次に向かった先は、「興慶宮公園」。


興慶宮公園


唐の時代、かの玄宗皇帝と楊貴妃が遊んだ宮殿があった場所ですね。

一回りすると、30分から1時間くらいかかるでしょうか。

でかいです。

観覧車があったので、全体を上から見渡したい方は、乗ってみるのもよいかも知れません。


この公園の南東端には、「阿倍仲麻呂記念碑」もあります。


阿倍仲麻呂記念碑


遣唐使として中国に赴いた阿倍仲麻呂は、科挙に合格し中国で重用されました。

帰国を試みるも、船が難破。

結局、中国で一生を終えました。

自分の境遇と比べるには、あまりにも差がありますが、なんとなく彼の悲しみが身にしみます。


最後に向かったのは、「碑文博物館」。


碑文博物館


もともと孔子廟だった場所に、碑文を集めた博物館です。

漢代から清代の碑文がずらり。


碑文


意味を読み取るのは難しいですが、漢字は分かりますね。


顔真卿石碑の文字


2000年以上の文字がこうして読めるとは。

漢字は偉大です。


こうして、西安の観光は終わりました。


しかし、暑かった!

タクシーの運ちゃん情報によると、気温は35度まで上がったそうです。

真夏やん…。

体力削られまくり。

天津は、どうなんでしょうね。

明日戻ります。


食事の情報などは、帰ってから書こうと思います。