あけましておめでとうございます
2012年1月6日
なめがた文庫のおばちゃん
今年初めての文庫でのこと。
いつも利用して下さるさくらさんから。
「おすすめの本をメモして置いてください。今度借りていきます。」
文庫の何が楽しいって,こちらで選んだ「おすすめの本」が喜んでもらえたとき。
作家を紹介してその作家がうまくその人と合ったとき,本を続けて借りてもらえる。
それもいいのだが,一番はこちらの選書眼を信頼されたとき。
さくらさんの場合のように。
利用者の読書経験やお話を聞いてそれまでと違った傾向の本を選ぶ。
これが文庫のおばちゃんの本業だと思っている。
逆もある。
自分が読んだ本が面白かったとき,それを読んでくれそうな方に届けるが,相手からも届く。
まったくそれぞれのペースだし好みが違うことも分かっているが,読んでみる。
読めないときもある。
そんなときでも書名と作家名はチェックしておく。
しかしたいていは,発見や見直しがある。
面白いということだ。
感想は率直に伝える。
メモでも,貸し出しノートでも。
これがまた楽しい。
長くなってきたけど,もうひとつ。
「まわし読み本」をもっと増やそうと思う。
例えば,今やっているのは
・絵本なのに子供向けとは思えない内容「ねずみ女房」
・桜庭一樹:著 「赤朽葉家の伝説」
今年はもう少し増やしたい。
読んだ本で知らない同士が盛り上がれたらいいものね。
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写真は文庫の前の花壇の菜の花。
年末年始,水やりが出来なかったので元気がない。
明日から毎日せっせと。
というわけで今年もよろしくお願いします。
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