●プレッシャーが大きくなるほど大切なのは、二つの視点
こんにちは。鈴木真奈美です。
今朝も早起きして、男子フィギュア。
羽生結弦選手が、19歳で、日本男子初の金メダルでしたね。
普段、あまりスポーツは見ないのですが・・・・
「被災地のために」という羽生選手のあり方に、純粋に心惹かれ、そして、興味を持ったのです。
この人はきっと結果を残すだろうなぁと思いました。
守りに入らず、
最後まで、果敢にチャレンジした姿は、
本当に強く、美しかったです。
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世界のトップになれますように。
そして、東北の光になれるように!
2011.7.31. 羽生結弦
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(弓弦羽神社より引用)
この願いを、叶えましたね。
■四年間、ある瞬間にピークを合わせるために、努力しつづけること。
■前評判通り、結果を残すこと。
■特別な舞台で、やるべきことを、当たり前にやること。
これが、どれほど難しく、大変なことか。
プレッシャーが大きくなるほど大切なのは、二つの視点です。
昨日も書いたように、「自分を越えた何かのために」というところに、意識を合わせること。
一方で、目の前のやるべきことを、淡々とこなすこと。
「大丈夫かな」「できるかな」と過程やライバルに意識を向けすぎると、不安にのみ込まれてしまうから・・
山頂を思い描きながら、足下の一歩一歩や、目の前の細部を大切にすることで、バランスが安定していきます。
まさに神は細部に宿るから。
そしてもうひとつ。
勝負の舞台では、色々な結果の方もいましたね。
勝負の日にどうなろうとも、その過程のすべてが、人生の糧になります。
だから
「表彰台を逃す」
「日本勢惨敗」
「無念の失速、まさかの4位」
のように、結果やメダルにだけフォーカスするような報道は、少し残念に思いました。
・寸暇を惜しんで努力し続けたアスリートたち。
・そして、オリンピックと言う大舞台に、出たくても出れなかったアスリートたち
・両者を陰で支え続けた、たくさんの方々。
そういうたくさんの存在や想いを、ちゃんとリスペクトしてほしいなぁと、思わずにはいられないのでした。
結果に関わらず、オリンピックに出れるということ自体、すばらしいと思う。
そして、世界で4、5位という結果を出せたのなら、それも本当に誇れることだと思う。
だから「残念でしたね」ではなく、慈しみやいたわりの言葉で、伝えてほしい。結果だけでなく、4年間の努力を。
彼らは、私たちの代表であり、希望なのだから。
羽生選手、高橋選手、町田選手。
そして、オリンピックに出られている他の選手。支えているたくさんの方達。
本当にありがとう。
そしてお疲れさまでした。