R-1ありがとうございました!
更新が遅くなりました。
今更ですが、R-1ぐらんぷり終わりました。
ご覧頂いた方、応援して頂いた方、ありがとうございました!
コメント欄にも、数多くの暖かい言葉、本当に感謝、感動させて頂きました。ありがとうございます!
優勝したかったんですが、三浦マイルドさんが面白すぎましたね。
あの人の優勝に、全く文句ありません。
完敗です。
マイルドさんはやっぱり強かった…。
振り返ったら三浦マイルドさんとは、長い付き合いで、今から5、6年前、僕がまだコンビを組んでいた頃に出会いました。
当時、マイルドさんが主催するインディーズライブに出演させて頂いたのがきっかけです。
その頃の僕は、今よりもさらに輪をかけてにっちもさっちも行ってなくて、舞台でネタをやる度に客席を凍てつかせる日々を送っていました。
毎日バイト行って、ネタ合わせで相方に怒られて、自信がないから芸人仲間に馬鹿にされてると被害妄想して、舞台に出ては滑る………。
はっきり言って何も楽しくありませんでした。
いつ辞めようか考えながら毎日を過ごしていた僕に、優しい言葉をかけてくれていたのがマイルドさんでした。
漫才が全然うまく行かなくて、舞台に出ることから逃げた時にも、真っ先に電話をかけてきてくれて、
「しばらく休んだらいいし、いつでも戻ってきていいからな。」
と言ってくれました。
結局そのまま、漫才コンビは解散してしまいましたが、コンビを解散してもマイルドさんはインディーズライブに呼んで下さいました。
その時に、「ヒューマン中村」という名前を付けてくれたのです。
飲みの席で半ば強制的にだったので、当時はかなり嫌でしたが。
ピンになってからも、すぐに変わることはなく、相変わらず舞台を凍てつかせていました。
その時に、
「フリップネタなんか、皆やってるんやから、やめろ」
と言われて、何言うとんねんハゲと思った時に、
フリップネタで結果だして、このハゲを黙らせてやりたいと謎の決意をしました。
それが、今の僕の芸風を決定付けた気がします。
その位から、少しずつネタがウケ始めて、劇場のオーディションに受かったりしつつ、
マイルドさんがテレビに出だしたりしつつ迎えた、R-1ぐらんぷり2011。
初めて決勝に進むことが出来ました。
その時に誰よりも喜んでくれたのがマイルドさんでした。
決勝進出者を発表する時に、僕の隣に座って
「絶対いけるぞ、大丈夫や。」
と励ましてくれ、僕の名前が呼ばれた瞬間に僕よりも早く
「よっしゃああ!!」
とガッツポーズをしてくれました。
これに関しては、ちょっとでもテレビに写り込みたい説が有力ですが。
実際その時の映像は、事前番組などでいっぱい流れました。
ハゲの作戦成功です。
そして、やらしいけど、その時に聞きました。
「僕、フリップネタで決勝いきました。昔、フリップ辞めろって言われたんですが、僕のフリップネタを認めてくれますか?」
するとマイルドさんはこう答えてくれました。
「え?俺そんなこと言った?」
ぶち回すぞ。
その後も、メンタルの弱い僕を励ましてくれたり、
ことあるごとに飲みに連れて行ってくれたり、
酔いつぶれて、頭に落書きされたりしてくれました。
頭に落書きされたまま帰ったマイルドさんに、3日後会った時に
「お前ら俺を何やと思てんねん!なめんな!」
と凄い怒られたんですが、
よく見たらまだうっすら落書きが残っていたのは、また別の話。
そんな、いつも一緒に頑張ってきたマイルドさんと、最終決戦まで残り、
日本一を争ったのは、なんか不思議な感じでした。
R-1の大舞台なのに、いつも一緒にインディーズをやっていたOCATにいるような感覚。
でも、やっぱりマイルドさんは強かった。
ずっと、面白くて、面倒見がよくて憧れていた背中に追いつけないまま、R-1優勝のゴールテープを切られてしまいました。
マイルドさんの優勝は、嬉しいような悔しいような、なんと表現していいかわからない複雑な気持ちになりましたが、
完敗やなー、という清々しさはありました。
テレビで見て下さった方々からは、
「どっちかわからなかった」とか、
「惜しかった」
と、優しいフォローの言葉を頂きましたが、
あの会場の空気は、圧倒的にマイルドさんが支配していました。
正直、結果を見る前から、優勝はマイルドさんやとわかってしまいました。
多分、あの時会場にいた誰もがマイルドさんの優勝を確信していたと思います。
その証拠に、結果発表でマイルドさんに四票入って優勝が決定した時にも、わりと客席が落ち着いていました。
映像が残っている方は見てみて下さい。
あれは、お客さんからしたら
「そらあんだけ面白かったら、そうやわな」
だからです。
マイルドさんは優勝すべくして優勝して、僕はただの実力不足で負けました。
本当に心からそう思います。
悔しいのは、自分の力の無さで、
嬉しいのは、マイルドさんの笑いが認められたからです。
結果になんの不満もありません。
また来年です。
精進致します。
え?ちゃんと、精進するか心配?
なら見にきて下さいよ!
2月19日
ヒューマン中村ソロイベント
『humanity』
場所:5upよしもと
開演:19時
前売り:1300円
当日:1500円
Pコード:597-730
が、ありますんで!
最終的に告知成功!
と、長々と書いてきましたが、
本当に、応援ありがとうございました!!
マイルドさん、おめでとうございます!!
今更ですが、R-1ぐらんぷり終わりました。
ご覧頂いた方、応援して頂いた方、ありがとうございました!
コメント欄にも、数多くの暖かい言葉、本当に感謝、感動させて頂きました。ありがとうございます!
優勝したかったんですが、三浦マイルドさんが面白すぎましたね。
あの人の優勝に、全く文句ありません。
完敗です。
マイルドさんはやっぱり強かった…。
振り返ったら三浦マイルドさんとは、長い付き合いで、今から5、6年前、僕がまだコンビを組んでいた頃に出会いました。
当時、マイルドさんが主催するインディーズライブに出演させて頂いたのがきっかけです。
その頃の僕は、今よりもさらに輪をかけてにっちもさっちも行ってなくて、舞台でネタをやる度に客席を凍てつかせる日々を送っていました。
毎日バイト行って、ネタ合わせで相方に怒られて、自信がないから芸人仲間に馬鹿にされてると被害妄想して、舞台に出ては滑る………。
はっきり言って何も楽しくありませんでした。
いつ辞めようか考えながら毎日を過ごしていた僕に、優しい言葉をかけてくれていたのがマイルドさんでした。
漫才が全然うまく行かなくて、舞台に出ることから逃げた時にも、真っ先に電話をかけてきてくれて、
「しばらく休んだらいいし、いつでも戻ってきていいからな。」
と言ってくれました。
結局そのまま、漫才コンビは解散してしまいましたが、コンビを解散してもマイルドさんはインディーズライブに呼んで下さいました。
その時に、「ヒューマン中村」という名前を付けてくれたのです。
飲みの席で半ば強制的にだったので、当時はかなり嫌でしたが。
ピンになってからも、すぐに変わることはなく、相変わらず舞台を凍てつかせていました。
その時に、
「フリップネタなんか、皆やってるんやから、やめろ」
と言われて、何言うとんねんハゲと思った時に、
フリップネタで結果だして、このハゲを黙らせてやりたいと謎の決意をしました。
それが、今の僕の芸風を決定付けた気がします。
その位から、少しずつネタがウケ始めて、劇場のオーディションに受かったりしつつ、
マイルドさんがテレビに出だしたりしつつ迎えた、R-1ぐらんぷり2011。
初めて決勝に進むことが出来ました。
その時に誰よりも喜んでくれたのがマイルドさんでした。
決勝進出者を発表する時に、僕の隣に座って
「絶対いけるぞ、大丈夫や。」
と励ましてくれ、僕の名前が呼ばれた瞬間に僕よりも早く
「よっしゃああ!!」
とガッツポーズをしてくれました。
これに関しては、ちょっとでもテレビに写り込みたい説が有力ですが。
実際その時の映像は、事前番組などでいっぱい流れました。
ハゲの作戦成功です。
そして、やらしいけど、その時に聞きました。
「僕、フリップネタで決勝いきました。昔、フリップ辞めろって言われたんですが、僕のフリップネタを認めてくれますか?」
するとマイルドさんはこう答えてくれました。
「え?俺そんなこと言った?」
ぶち回すぞ。
その後も、メンタルの弱い僕を励ましてくれたり、
ことあるごとに飲みに連れて行ってくれたり、
酔いつぶれて、頭に落書きされたりしてくれました。
頭に落書きされたまま帰ったマイルドさんに、3日後会った時に
「お前ら俺を何やと思てんねん!なめんな!」
と凄い怒られたんですが、
よく見たらまだうっすら落書きが残っていたのは、また別の話。
そんな、いつも一緒に頑張ってきたマイルドさんと、最終決戦まで残り、
日本一を争ったのは、なんか不思議な感じでした。
R-1の大舞台なのに、いつも一緒にインディーズをやっていたOCATにいるような感覚。
でも、やっぱりマイルドさんは強かった。
ずっと、面白くて、面倒見がよくて憧れていた背中に追いつけないまま、R-1優勝のゴールテープを切られてしまいました。
マイルドさんの優勝は、嬉しいような悔しいような、なんと表現していいかわからない複雑な気持ちになりましたが、
完敗やなー、という清々しさはありました。
テレビで見て下さった方々からは、
「どっちかわからなかった」とか、
「惜しかった」
と、優しいフォローの言葉を頂きましたが、
あの会場の空気は、圧倒的にマイルドさんが支配していました。
正直、結果を見る前から、優勝はマイルドさんやとわかってしまいました。
多分、あの時会場にいた誰もがマイルドさんの優勝を確信していたと思います。
その証拠に、結果発表でマイルドさんに四票入って優勝が決定した時にも、わりと客席が落ち着いていました。
映像が残っている方は見てみて下さい。
あれは、お客さんからしたら
「そらあんだけ面白かったら、そうやわな」
だからです。
マイルドさんは優勝すべくして優勝して、僕はただの実力不足で負けました。
本当に心からそう思います。
悔しいのは、自分の力の無さで、
嬉しいのは、マイルドさんの笑いが認められたからです。
結果になんの不満もありません。
また来年です。
精進致します。
え?ちゃんと、精進するか心配?
なら見にきて下さいよ!
2月19日
ヒューマン中村ソロイベント
『humanity』
場所:5upよしもと
開演:19時
前売り:1300円
当日:1500円
Pコード:597-730
が、ありますんで!
最終的に告知成功!
と、長々と書いてきましたが、
本当に、応援ありがとうございました!!
マイルドさん、おめでとうございます!!