10/01 AA 「少年法と少年犯罪報道」 | ALSA青山学院大学のブログ

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アジア法学生協会ALSA青山学院大学支部(LC青学)の活動Blogです。リンク先HPは過去の活動Blogとなっています。


今回のAAでは少年法、とりわけ少年犯罪報道について取り扱いました。


少年法というと法学部ではない学生には「なんじゃそりゃ」といった感じではないでしょうか、しかしながら少年犯罪がはびこるこの社会で、自分とは無関係という訳にはいかないのです!


とくに大学1、2年生は19歳と20歳の境目で、つまりは少年法の適用範囲の境目であるわけなので、この機会に少し少年法を知る機会となればな、とこのAAを作りました。(かくいう私もこの間20歳になりました( *´艸`))



Lecture1では少年法の概略を説明し、それに関して知識の確認を行うディスカッションを行いました。少年法は法学という分野の中においても難しくまた細かい分野であるため、なるべく内容を噛み砕いて簡潔になるようlectureを作成しました('ω')ノ




(なお徹夜明けのため顔が死んでいる模様)



Lecture2では少年犯罪報道の国内及び国外での現状を紹介しました。

なぜ少年犯罪の報道は規制されているのに、各方面で犯罪少年の名前や素顔を目にするのか?規制の実情は?どんな報道が例えばされてきたのか?そもそもなぜ少年犯罪報道は規制されるのか?


これらの点において実際にあった事例を紹介しつつlectureを進めました。

そしてディスカッションでは事例の一つを取り上げCase Syudyとして「被疑者(及びその家族)」、「被害者(及びその家族)」、「報道関係者」、「一般市民」のそれぞれの立場に立って、どのような事を感じるかロールプレイをしました。

突飛な意見も聞けて非常に有意義なディスカッションであると感じました!(^^)!




最後のlectureでは少年犯罪報道を取り巻く議論をいくつか紹介し、「犯罪少年の人権」、「一般市民の知る権利」、「メディアの表現の自由」の3つの権利の均衡をどのように図るべきかを問題提起しました。


Final Discussionでもその点に関して、少年犯罪報道に対する規制を厳しくすべきか緩めるべきかを議論しました。







今回は急遽決まったせいもあって突貫的に作成したAAであったにも関わらず、多くの方に参加して頂き(LC早稲田から2名が参戦!)本当にありがとうございました。


縁遠いお話ではあると思いますが、関係ないやで済まさずきちんと少年法についても考えてみてはいかがでしょうか?自分や自分の子供が将来巻き込まれる危険性もあるのですから。


今回のAAで少しでも関心を持って頂けたなら幸いです!( ;∀;)





文責:若本遼太(法学部2年)