考える力と学力を考える時に・・・ | 宮城県大崎市の学習塾、進学塾「あるふあゼミナールのブログ」

考える力と学力を考える時に・・・

学力とは何だろう。考える力とは何を言っているのだろう。

教育の事を考える時、とても大切なことは、言葉の定義域を

出来るだけ正確にすり合わせる必要があるという事です。


教育は広い意味では生きとし生けるもの全てが

何らかのかかわりを持っているものであり、社会全体が

教育の場ともいえます。

したがって一口に教育と言えばどんな人でも、誰でも

私はかくかく・・という事が出来るのです。


もう一つ教育論議で心してかからなければならない事は

教育という行為は、その場ですぐに結果責任が出るもの

ではないという点です。何年か先で少なくとも10年単位で

考えなければ結果は見えてこないものです。


したがって言いたい人は何でも言えるのです。政治家が

好んで教育論議をするのは大きくこの二つの特質が

関係あるでしょう。まことしやかにもっともらしい事を

言う事が出来て、その結果責任を問われないで済むと

言うのですから・・・・。


それだけに教育を語る時に、言葉の定義域から明確に

しようというような誠意ある態度が必要なのです。

そうした努力をすることなく語られる教育論議は

ほとんどが、それぞれの思いつきに等しいものと

言っても過言ではないでしょう。


私は、学力というときは限られた定義域で考えています。

現実に学校のテストや入学試験などにおいて

出題される問題を解答する力と限定しているつもりです。


しかし、その為には単なる詰め込みや暗記ではなく

出来るだけ合理的に思考する方法を求めます。

合理的であるという事は問題解決に最短距離を進むと

言う事だからです。


あるふあの冬期講習は出来るだけ合理的に

最短距離で高いレベルに至る工夫をしているのです。

暗記術を教えるわけではありません。

基礎力をシッカリ据えながらその活用を合理的に

組み立てていきます。初めが大切なのです。