楽健寺酵母。
私の持ってるいろんな本に出てくるけど、レーズン酵母やりんご酵母の仲間くらいにしか思っていなかったので、今日の菌との出会いは衝撃でした。
天然酵母パンは、焼いたことがあるのです。
レーズン酵母や、りんご酵母、紅茶酵母とか、育てていたこともあるのです。
ただ、私にはちょっとしんどかったのです。
食べるのも、育てるのも。
天然酵母は、餌をあげないといけないし、どんどん増えていくし、どんどん使わなあかんし、すごい量のパンが焼けるし、……で、しんどくなって続かない。
楽健寺酵母パンは、笑顔で焼くこと。
これが秘訣みたいで、妙になっとくしてしまいました。
自分のコンディションで味が変わる。
なんとなくお料理をする時に感じていたこと。
そして、楽健寺酵母は、可愛い。
なんだかわからないけど、持ち主に可愛がられているのがわかるから。
持ち主に可愛がられている酵母が可愛くないわけがない(笑)
そしてその分けていただいた酵母、持って帰る途中でずいぶん頑張って発酵していました。
いつも育てていた酵母は、頑張らせすぎていたし、私も頑張って育てすぎてきた。
今度の楽健寺酵母は、密閉にしない。
酵母もすごく自由な感じ。
頑張りすぎないけど、褒めると頑張る感じが、見ていて可愛い。
不思議な不思議な菌の世界です。
食べてもしんどくならない。
これが私にとって何よりかな。
増えすぎないので、私のペースでパンも焼けるし、今日はいい出会いでした。
我が家に来た楽健寺酵母、今度は、しばらくパン焼きにはまりそうです。
関係ないけど、パンにテンションが上がる次男(笑)