【よりみみ】フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活展 | ACHYAKOのALOHAな毎日

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よりみみでご紹介した
>「フィンランドのくらしとデザイン 
    ムーミンが住む森の生活展」

まず、北側の入り口から入ると、
ムーミン一家の家がありますよ。

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それだけで、ワクワクした気持ちに↑↑

さて、フィンランドってどこかわかりますか?
東はロシア・西はスウェーデン・北にノルウェー
に囲まれた共和国。
大きさは日本より少し小さい国土で半分は森。
人口は兵庫県より少し少なく540万人ほど。

今回はそうした「フィンランド」の風土や歴史、
ライフスタイルから生まれた芸術。
風景画・ムーミンの原画・食器・家具など
350点の作品を展示しています。

フィンランドは歴史の中で、スウェーデンや
ロシアに支配されていた時代が長く、
独立したのは100年ほど前。
それゆえ、自国愛が強い。
その象徴といえるのが、作曲家シベリウスの
作品にも影響を与えた、「カレワラ」神話。
フィンランド語の文学のうち最も重要なもの。
多くの芸術家に影響を与えました。

「カレワラ」を題材にしたガレン・カレラ作
(額縁も)
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さらにこの「カレワラ」は、
フィンランドをロシア帝国から独立に導くのに
多大な刺激を与えたとされているものと
言われているのです。

フィンランドというと、厳しい寒さの中での生活は
当たり前。
そんな自然の中で仲間や家族との暮らしを描いたのが
童話「ムーミン」
「ムーミン」の原画
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作者トーヴェ・ヤンソンの油彩も見られる。
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アルヴァ・アアルトの家具は実際に
座れるものもあります。(下の写真)
自国の資源である「木」を使った椅子。
座ると、自然に包まれたような「ほっと」
した気持ちになります。

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もちろん、人気のマリメッコ社の生地や洋服も
会場内に。

真ん中の車のイラスト「ブーブー」は1975年のもの
懐かしさを感じる人もいるでしょう。

フィンランドの芸術家・デザイナーたちは
自国を愛し、
資源の木々を活かしたものを作りだし、
さらに、性別・年齢・嗜好に関係なく
誰もが使いやすい「シンプル」なデザインを
誕生させました。

それが「フィンランド」スタイル。

フィンランド行ったことのない人も
ぜひ、そのスタイルを
堪能してください。

私もいったことはありませんが、
思いっきり堪能しました。

3月10日日曜日まで
朝10時から夕方6時・土日夜8時
月曜日は休館・今日14日・2月11日開館翌日が休み

兵庫県立美術館