先日5月20日に、「ホピの予言」(1986年)と「浄化の時代を迎えて」(2004年)

という映画を観てきました。


ホピ族のことも、予言のことも、なんとなく聞き知ってはいましたが、

映画を観て、自分が本当は何にも知らなかったことを知りました。


メッセンジャーとしての映画の役割って、想像以上に大きいですね。



宮田雪さん(故人)という、ひとりの映画監督の目を通して記録された事実を、

私の中で整理してみます。



映画を観て私の記憶に残っていることを、何も見ずにまずはとにかく書き出しますので、

良かったら最後まで目を通してみてください。




33  の扉 Neo



・ホピは、偉大なる精霊からブラックメサという聖なる土地の管理を委託された種族である


・ホピは、精霊から予言の書(石版)を託されている


・ホピは、地球と人類にとって大きな試練が次々に起こってくる事を知っている


・大きな世界の戦争が3つ起こると石版には表されている


・3つめの戦争は、まさに今直面している危機


・その戦争では全てが破壊しつくされ、結局誰も勝利しないこともわかっている




・聖地ブラックメサの地下には、ウラン鉱物、水資源、石炭などが豊富に埋まっている


・ブラックメサ一帯は一見、不毛の荒れた土地なので、攻め込まれずに長い間保たれていた


・しかし、ブラックメサ一帯に、豊かな鉱物資源があることが発見されて、事態は一変する




・合衆国政府は資源を独占して莫大な力と富を得るため、原住民を管理し追いやる作戦を練る


・平和に暮らしていたホピは、お金や文明的生活の必要性を合衆国政府によって吹き込まれる


・ホピは、わずかなお金で危険性も知らされず、採掘人夫として雇われることになる




・おりしも原子力爆弾の開発が狂乱のごとく盛んになる


・この死のおもちゃに夢中になった人々は、バンバン核実験を繰り返す


・核実験や核爆弾開発のために、沢山のウラン鉱物が必要になる


・企業と結託した合衆国政府はホピの地に強行に進入し、どんどん大地を掘り進めるようになる


・採掘や核実験で、兵士や原住の民、近隣の住民、動物など、驚くほどの数の命が被爆する




・当然ながらウラン採掘の日雇い労働者とさせられたホピの人々は、知らぬ間に被爆


・ずさんな管理で採掘された放射性物質はむき出しで野外に放置されている


・河の水も大地もどんどん枯れて汚染される




・周辺に住んでいた原住の民は、この放置された黄色い石をレンガの代わりに使えると思う


・放射性物質が85%含まれた石で知らずに家を建て、原住の民はどんどん被爆する


・原住の民のガン、奇形児の出生率が異常に跳ね上がる


・住民達の損害賠償の訴えはほとんど聞き届けられないで放置される




・広島・長崎に投下された爆弾はこの聖地・ブラックメサで採掘されたウランが使用されている


・第二次世界大戦終戦から二年後、ホピの人々はその事実を知る


・予言書に書かれていた“雲母の家”(国連)に、ホピの代表が予言を伝えに行く


・予言書に書かれている“灰のつまった死のひょうたん”とは、原爆のことだと訴える




・ブラックメサで採掘された核燃料は、日本の原発を動かすためにも輸入されている


・日本企業と政府が癒着して、巨大な資金の流れがそこにある


・2012年現在も、現状はほとんど何も変わっていない





33  の扉 Neo


STAY TOGATHER      はなればなれにならず
LEARN THE FLOWERS   花ばなを学び、花ばなの道を
GO LIGTHT          かろやかに歩いてゆけ


                          ゲイリー・スナイダー(詩人)

                             



こういう話を見たり聞いたり感じたりすると、人は無力感に襲われがちですが、

ちょっと冷静に、大きな視点で、人生や生命や魂のありかたを観てみて下さい。


起こっていることから注意深く距離をとり、心と静かに対話してみるとどうでしょう。


今の自分に何が出来るか…


自分と大いなるものとの間に誰も介在させず、

「自分自身の魂の成長に自分で責任を持つ生き方」を模索し、

その中心からブレないように注意深くいるしかない。


魂の世界では、言い訳もきかない自己責任。

結局、自分にだけはウソをつけないもんなぁ。


いくらズルく立ち回ってこの三次元の世界でちょっとばかりトクしても、

チヤホヤされて少しばかり有名になっても、魂の目で見て特にメリットはない。

面白い経験のひとつにはなるかもしれないけど。


ただただ自分自身の2本足でしっかり立って、風を感じながら人生を歩くこと。

様々なことを体験し、大いに心を揺さぶり、経験を人と面白く分かち合うこと。



映画を観終わって、そんなことを思いました。




33  の扉 Neo


生田緑地の中にあるメタセコイアの森での一枚。

いつも行くと出会えるカワセミくんが、魚をキャッチする姿も目撃!




この映画を観にいくきっかけになった、旧暦手帳の高月美樹さん、ありがとうございました!

映画をあの場で観て、直接活動のエネルギーに触れることが、大切な転換点になりました。


高月さんと、暦のワークショップや脱原発の草の根活動をされている冨田貴史さんのトークも

とても集中して聴いてしまいました。

沢山ヒントをいただきましたので、また後日ここで皆さんにシェアできたらいいなぁと思います。


一緒に行ってくれたエミールもありがとう!

語り合い、分かち合う友がいてこそ、前に進む勇気と元気が湧いてきます仲良し




33  の扉 Neo


生田にある、岡本太郎美術館の「母の塔」


「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」

「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」

「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作されたそう。





知らなかったものに触れると、瞬時にそこで心にアンテナが立ちます。

そのアンテナに魅かれるように、気付きや出会いや出来事が起こり、

自分の宇宙が拡大して、予想もつかない壮大な増殖と変化が始まります。


出会いによって瞬時に未来は変わるので、私は未来予想はしないことにしています。

だって、自分にもわからないんだもの。そこが面白い。


でも、今の自分を通しての、ビジョンはあります。

ささやかな働きですが…


私は私の活動を通して、人生の仕組み、循環、成長の鳥瞰図を分かち合っていきます。

この“意識の種蒔き”はやがて心の中で芽吹き、いつの日か瑞々しい森になると信じて…キラキラ☆






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