４月２４日、石岡市の多頭飼育現場下見の帰りに茨城センターへ。
センターと石岡市は近いんですね。片道２０キロくらいの距離でした。
茨城センターは相変わらず満杯の収容状況。
譲渡が進まないと、残していただける犬が増えません。
１号犬舎 譲渡待ちの犬（オス）
奥に鎮座しているMIX♂末吉 推定３～４歳
センター暮らしも１年を越えました。
２０１７年２月７日、日立市収容。
仲間が次々に引き出しされる中、どんどん取り残されていく。
後足の湾曲があります。
先天性の膝蓋骨脱臼からの変形ではないかと思いますが、現在は特に治療はありません。
足に負担をかけないための体重管理は必要です。
どうか末吉くんにもチャンスがありますように・・・。
３号犬舎（収容中のオス）
ここ数日に収容されたオス犬が入っています。
パレットの上の目の周りに黒い模様が入っている茶色の幼犬（生後６ヶ月前後）は、神栖市収容です。
似たような模様の犬たちが過去収容されていましたので血縁で増えているのでしょうか。
奥で固まっている子たちは、人馴れしていないようです。
同じ４号犬舎
写真がブレていますが、手前に来ている２頭は、少しは慣れているようです。
ちょうど夕ご飯の時間でみんな食べることに夢中です。
６号犬舎（譲渡検討中のメス）
この部屋には８頭
中央にいる柴雑のような女の子。もうセンターに半年います。
同じ７号犬舎
柴雑の女の子の右隣にいるのは、まだ１歳くらいの若いメス。
８キロサイズくらいで小ぶりです。コーギーと何かのMIX犬のようです。首輪をつけていました。
人馴れしています。
出して出して～と吠えてますが
その隣の薄茶のMIX犬♀は、落ち着いていました。
７号犬舎（譲渡検討中のメス）
この部屋の子たちは捕獲で収容された子たちのようで人馴れしてないとのこと。
８号犬舎（譲渡検討中のメス）
９号犬舎（譲渡検討中のオス）
この部屋もあまり人馴れしていない犬がいました。
譲渡犬候補に残せるのは、何頭いるのか・・・。
寄ってきたのは人馴れてしている子
個別収容の犬舎も、ほとんど犬が入っています。
この部屋は、旧猫の処分部屋を改良して作った部屋。テリアMIX系♂がいました。
センターには、以上の収容犬舎の他に、子犬や負傷犬が収容される別棟、
それから譲渡候補犬が収容されている別棟が、他に２つあります。
どこもいっぱいです。
子犬は早くに引き合いが入るので、センターに残ることはほとんどありません。
２号犬舎（鉾田女子）
鉾田市多頭飼育崩壊現場からの犬たち。
前回は残り４頭いて、うち２頭は引き合いがあったそうで、残り２頭・・・と思っていたら。
月曜日に新たに現場から４頭のメスが来たそうです。
この部屋には、前からいる１頭＋新たな４頭。
もう１頭は避妊手術をして別部屋で静養中。
新たな４頭は、避妊済２頭＋未避妊２頭とのこと。
現場で避妊手術が終わっていないメスは残り２頭との情報です。
鉾田市多頭飼育崩壊現場においての、アルマの活動は終わりました。
センターとの協働で主に妊娠しているメスから不妊手術と譲渡を進めることと、現場に残っていた犬たちの一斉不妊手術が目標でした。
４月３日にオス全頭（１８頭）の一斉不妊手術が、けいせつ基金の賛助のもと完了しました。
オスは去勢手術とともに、全頭、混合ワクチン接種をしました。
メスの不妊手術は、信頼できる動物病院で順次進めるとの現場ボランティアさんのお考えがありましたので、けいせつ基金から一斉不妊手術費用相応の費用が残っているメス犬の頭数分、LIFEの会様に寄付されています。
今現在、現場に何頭の犬がいて、譲渡状況がどうなのかなど、個体管理の状況が私にはわかりません。
３月５日の初めて現場を訪れた時は、５７頭～６０頭くらいの犬たちがいたと思われますが、半数近くは減りました。
おそらく、まだ３０頭あまりの犬たちが、まだ現場にいると思われます。
現場からセンター収容された犬たちは、順次、センター登録団体に譲渡される方向だと思いますが、今、センター収容されている犬たちも、まだ首輪に慣れていない犬が残っている状態で、お散歩もこれから先の課題。
ここからは、なかなか譲渡が進まないと思います。
ティアハイムにいる、鉾田女子、あさり＆マヨちゃん
譲渡への道は、半年かかるかも
４月２４日
茨城センター引取
●柴雑♀茶白 推定８歳 体重１２キロ（適正１０キロくらい）
半年、センターに収容されていた子を引き出しました。
左耳が折れています。
温和でとても良い子です。
子猫１１頭
●茶トラ♂♀ 生後１ヶ月
●５頭兄弟 生後３週間～
●４頭兄弟（乳飲み子）
※乳飲み子は、元アニマルブレスのボランティアFさんへ
NPO法人アニマルブレスさん、解散してしまったそうです。
それで今回は、アルマとして引き出しをしてFさんに託しました。
ティアハイムには、自力でご飯が食べられる離乳済みの子猫７頭。
昨夜からミーミーと鳴いています。
５頭兄弟は食べが悪いので、まだ少し哺乳しています。
茨城センターも大変です。
乳飲み子の授乳を職員さんが手分けして行っていますが、疲れの色が見えました。
生かせ生かせの声を批判はしませんが、出来ることに限界はあります。
人を増やせ、予算を増やせ。
その声もわかりますが、右から左に簡単には進まないこともある。
これをこれから何年も続けていくのか？
私自身の正直な気持ちとしては、センターでしか出来ないことに、もっと力を注いで欲しい。
行政だからこそ踏み込めることもあると思います。
入り口対策、多頭飼育問題、劣悪ブリーダー問題、常識のない飼い主の問題。
問題はあちこちに山積しています。
解決に導けるなら、どんな協力も惜しみません。
今後の緊急引取検討もあります。
どうぞ皆様からの後方支援、お力をお貸しください。
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