大怪我をしていた子猫　～茶トラ白♀マノン　生後2ヶ月

10月25日　埼玉センター南支所から引き取った負傷子猫

引取当時は、体重400グラムくらいの小さな子猫でした。

引取から1ヶ月、元気に成長しています。体重800グラム。

引取当時

衰弱して収容されたそうですが回復してきているとのことでした。

引取から1ヶ月

ここ最近、様子を見ていると、ウンチの出が悪いのです。

カチカチのウサギの糞のような便が出たかと思えば、緩い便も出ている。

過去に骨盤骨折などして、便の通り道が圧迫されているのではないか・・

便の出る出ないと並行して、ご飯の食べも良かったり悪かったり。

病院に検査に連れて行きました。

骨折痕がありました。

両大腿骨の骨折、骨盤骨折

大腿骨は既に癒着してついています。

骨盤の片側が内側に押されて潰れています。

これが便が出にくい原因でした。

おそらく、踏まれたか、轢かれたか・・・。

体の左側面からの強い圧迫があったのだろうと思います。

これだけの怪我を負って、よく生きていた。

子猫は骨もまだ柔らかくて体重も軽いので、今は動きも普通の元気な子猫と変わりありません。

今はゲージの2段目への上り下りも難なくこなしています。

でも、骨盤骨折の箇所は整復しないと、今後の生活に支障が出るかもしれません。

成長とともに、内側に押されている骨盤の箇所がどうなるのか・・・。

近日に整形外科に強い病院で手術の相談をします。

骨盤を広げて便の通り道を確保できるような整復手術になるかもしれません。

子猫　茶トラ白♀マノン　生後2ヶ月

良くなりますように・・・。

今日はNPO法人アルマの事務処理で、toyoさん＆モカママさんが来てくれます。

また、NPO法人の年度の事業報告書の提出も今月末なので、こちらはkeikoさんが担当してくださっています。

NPO法人アルマは、一般社団法人アルマから事業分化して作った法人です。

現・一般社団法人アルマは、、アルマ東京ティアハイムの運営と啓発活動を行っています。

現在、二つの法人を運営しています。

非営利事業といっても法人として、事業報告や決算報告の年次報告は欠かさずやっていかねばなりません。

法人税、法人事業税も納めています。

非営利事業として、社会福祉、動物福祉に貢献する事業でありたいと思っていますが・・・

最近の飼育放棄や保護依頼に関する相談には、もう身につまされるというか、本当にどうにもならないことが多いので困惑しています。

病気で入院する、癌で離職して生活保護を受けなければいけない、等々、50～60歳台の年代の方の相談も多いのです。そして残される犬猫たち。

決まってお金もない、という。

そういう時に行政は、まずは引取拒否で、自分で貰い手を捜せという。

それで私たちのような愛護団体に相談が来ます。

でも、引取りは有限で、全てに応えられるはずもない。

結果、その子たちはどうなるのか・・・。

気持ちが押しつぶされそうです。

市町村区の小さなコミュニティ単位でのサポートが必要。

県単位だと一つ物事を動かすことに時間がかかりすぎる。

でも動物行政って、人の次の次の末端ですからね。

殺処分自体が減っても、ペットにまつわる相談が減ることはありません。

毎週月曜にポイントリセットされて新たな1週間が始まります。

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2018年版　アルマチャリティカレンダーの販売を開始しました。

アルマ東京ティアハイム／犬里親会会場／フリマ会場でも、販売しております。

ご購入の際はスタッフまでお声かけください。
アルマ東京ティアハイム運営サポートショップにて受付しております。
収益はNPO法人アルマの保護犬猫の医療費、保護費、アルマ東京ティアハイムの運営費等として大切に使わせていただきます。
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