昨年11月に東京センター多摩支所から引き取ったダックス子犬。
おそらく小脳に疾患を持って生まれてきたダックスです。

当時の記事はこちら

寒空に放置された脳疾患のダックス子犬


引取り時は、生後2ヶ月くらい、体重660グラムでしたが、それから順調に成長して、今は生後5~6ヶ月、体重2.4キロ、歯の生え変わりも半分以上、終わりました。



手足をバタバタするけれども、ずっと寝たきりで、頭が不自然に背中につくほどに反り返ってしまいます。
でも最近は、体つきもしっかりしてきたせいか、自力で伏せの姿勢も出来るようになりました。
小脳の疾患というと運動障がいが疑われ、平衡感覚や、足を前後に動かして運ぶという運動能力がうまく機能していないようです。

また、固い物(ドライフードなど)を噛んで食べる、ということも難しいようで、1ヶ月ほど前まではウェットフードをミルクでさらにドロドロの流動食にしたものを1日3回、舐めとるような食事でした。
今はドライフードをふやかして潰したものに少しウエットフードを混ぜて、多少の小さい粒の欠片が混じっていても食べられるようになりました。

そしてそして・・・
下の2つの動画を見てください。
ダッコちゃんが自力で伏せをしています
※ぷーすけの何気ない素通りはご愛嬌で


伏せの姿勢が出来ても、すぐにバランスを崩してしまうのですが、見ている私たちは、この進歩に「クララが立った~」なみの感動です。
もう少し後足の筋肉がつけば、しっかり立てるようになるかも。



無事に成長してくれただけでも嬉しいですが、少しでもダッコちゃんの生活が良くなるように、体調が安定していたら、一度、MRIやCTなどの脳の検査が出来ればと思っています。
ハッキリした原因がわかれば、治らなくてもよりよい対処方法があるかもしれません。
今は効いているのかいないのか、はっきりしないままに、脳圧低下薬のイソバイドを1日3cc飲んでいます。
来月から募集するサポート基金でどうぞ応援よろしくお願い致します。



番外
チワワ♀わこ、と同じくらいの大きさに成長した生後3ヶ月の子犬たち。
よくぞここまで大きくなったと感無量。
子育てはわこちゃんが頑張ったのですけどね

今週、2頭がトライアルです。
兄弟離れ離れになりますが、秋の卒オフで涙の再会を是非お願いします




今日は茶白♂ブラン(里親様の命名)のトライアルでした。
優しいパパ&ママの愛情独り占めです。
お留守番もないので、しばらくはベッタリですね。



ブランくんのお部屋


ママさん手作りのウェルカムカード。
同じものが玄関のドアにも貼られていました



しばらくは手がかかると思いますが、可愛いブランくんをどうぞよろしくお願い致します。
兄弟の中で一番活発で、物怖じしない、積極的な子でした。
両耳、立つかな~
成長を楽しみにしていますね。



心配なのは、こちらの子犬たちです・・・
どんどん成長するのは喜ばしいことなんですが・・・
早く早く~ 未来の里親様、お迎えに来てくださ~いもっと大きくなる前に・・・


てんくんの皮膚がタルタルしていて、パパは何犬だったんだ?と疑惑の目。
グレードデンに似てるって声もあるけれど、野良のデンなんていないだろうから、色々混じっているんでしょうね。
てんちゃんは一番ワイルドです
今週末のティアハイム里親会は21日(土)です。
お待ちしております