三遊亭白鳥師匠による、新作(創作)落語会!館長鑑賞記 | おおぶ文化交流の杜 allobuのブログ

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一年に一度の長草天神社の「どぶろくまつり」と同日に、アローブギャラリーにて、文化デザイン塾主催による三遊亭白鳥師匠をお迎えして、新作(創作)落語会が催されました。


予め、午前の部は完売しており、館内は年輩の方や家族連れで満席となっておりました。

文化デザイン塾は、予算が限られた中で、如何に市民に受けいれられる企画を作ることが主眼となっています。

塾生が毎月集まり、塾長の指導の下お互いの企画をぶつけ合い、めでたく新作落語に決定しました。


ホールと違って、ギャラリーでの落語は初めての挑戦であった為、落語用に工夫を重ね、丁度良い100席定員で収まりました。

当日まで、具体的な設営を知らされておらず、心配していましたが、それなりに立派な演芸場に変身していました。


さて、前置きはこれぐらいにして、新作落語をしっかり堪能しました。

古典落語は高校時代に「じゅげむ」を演じたこともあり、お手並み拝見のつもりで白鳥師匠の落語を聞きました。

現代人のハートを掴むことに抜群の才能のある方で、正に老若男女の目線を釘付けにした次第です。

落語の本質である、落ちも時事に長けたものであり、笑わせる天才でありました。気がつけば1時間があっという間にすぎ、第1部は終演となりました。

話の中身は一部R指定に近い内容もあり、時節柄、政治ネタの内容もありましたが詳細にかけません。「笑点」レベルの話もあり、駄洒落、風刺ネタなど満載の内容でした。


ところで、デザイン塾にはもう一ひねりアイデアがありました。

一部は弁当つきで、2階の会議室で弁当を頂いた訳ですが、食事途中に「ためになるお箸のはなし」を塾生の方が説明をされました。

目からうろこの内容もあり、思わず耳を傾けながら美味しい食事を頂き、満足度100%と高評価でした。


幸い、一部売れ残っていた第2部も完売し、塾生の皆さん、そしてフロントスタッフで活躍頂いたサポーターの方に感謝で一杯です。


白鳥師匠の弟子になったつもりの駄洒落です。


「弟子が師匠にタバコは吸われますかと聞いたところ、師匠が僕は白鳥だけにスワン!」


お粗末さまでした。


おおぶ文化交流の杜 館長 浅田光明