自ら考える力をつけよう! | Me and My Kids  ~だいすきだよ~

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学習塾と英語教室を運営しているMMmamaです。
MMmamaの子供達は社会人と大学生。
自分の子育てをふり返りながら、
また教室の子供達の様子を見て思うことなどを皆さんとシェアできたら嬉しいです♪

パズル道場 の講座をスタートさせてから1ヶ月がたちました。

パズル道場では「数」「図形」「思考力」の3つの分野において、
「自ら考える」力を養うトレーニングを行っています。

毎回の授業はテキストに沿って行われます。

テキストには例題や問題文が示されており、

子ども達は自分で問題を読み、

例題を見ながら、テキストの問題にチャレンジします。

講師はヒントも解説も一切行いません。

漢字が読めない、問題の意味が分からない、と言うときだけヘルプすることができます。

そして決められた時間内に問題を解き、講師が答え合わせをします。

そのときも、解説やヒントを出すことはしません。

子ども達は全て自分後からで問題の正解を引き出さなくてはいけません。

そして問題にチャレンジしているときは、一切おしゃべり禁止です。

このような張りつめた雰囲気の中で問題と戦い、自分と戦うのです。

第1週、初めての授業の時は、慣れない問題形式や

「すぐに教えてもらえない」「全部○にならない」といったところに

かなりとまどっていたようですが、

子どもの順応力はたいしたもので

回を追っていくごとに手際よく、問題を解いていくようになります。

1回で全て○をもらう子も出てきました。

○がもらえなくても、自分なりに悩んで答えを出すことができるようになってきました。

子ども達がこんなにテキストに集中できるのには

私も少々驚いています。

テキストの学習が終わった後は教具を使って、対戦型のゲームを行います。

実は子ども達はこのGame Time が楽しみで、

集中してテキストを頑張っているんじゃないかなと私は思っています(笑)

対戦型のパズルゲームだし、この時間は存分に声を出して良いのでとても盛り上がります。

このメリハリも大事です。

なかなか勝てない子もありますが、

「勝った子はどういう作戦で挑戦してるのか考えてごらん。」

と声をかけることで、自分の作戦を反省し次回の対戦に生かすことができるようになってきました。

このように「自分で考える力」を養うことはとても大切です。

子ども達の「学力低下」が懸念されています。

今の子ども達は「与えられたもの」「やりかたをそっくりまねること」

はとても上手です。

でも「やったことのないタイプの問題」、「知識を組み合わせて解かなくてはならない問題」は

苦手・・・というより「お手上げ」です。

「自分で考える力」がないからです。

「学力低下」の最大の原因は「時分で考える力の欠如」だと私は思います。

TV、Game、DVDなど子ども達の周りには「動画」があふれています。

動画になれてしまっている彼らにとって、文字にかかれたことを

自分の頭の中で自分の力で動画に変換することはかなりハードな作業のようです。

でも、コレができなくては、中学校の勉強をこなすのは難しいですし

高校入試に対応する力が育ちません。

私がパズル道場を開講しようと思った理由は「自分で考える力」を

育てたかったからです。

もちろんパズル道場はたくさんある方法の一つです。

ただ、「自分で考える力」を育てることは本当に大切だと思いますので

お子さんが小さいうちにこの力をつけてあげる方法を見つけ

育ててあげることが「学力をつける」一番の近道だと私は思います♪



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