超級山岳【ジロ・デ・4000】その1 鬼の集まりに・・・
悪い予感はしていたけど、覚悟は出来ていたので・・・・
そんなこんなで、やってきましたよ超級山岳コース。
前回はキノと二人で行ったコースを、ゲストのあの方と一緒に楽しむ一日。
【 富士あざみラインへ 】
朝、5:50にいつものセブンイレブン。
そこに居たのはイタリア帰りのキノ。
少し待つとオッチーが到着。
お、今日は練習用バイクか。
7:30に高尾駅集合だったので、早速出発。
いつもは浅川へ出る際は連光寺を上るんだけど、今日は多摩サイで・・・・
「徹底的に脚を温存するのですね」っと、オッチー。
その通りです。
「あ~パンクしなきゃいいんですけどね~」っと、オッチー。
なんか予言みたいだから止めて。マジで。
なんだか不安な空。
天気はもつだろうか。
キノは相模湖の駅までの予定。
オッチーはとことん付き合ってもらう。
多摩サイを走り、なんかでかい橋を渡って浅川へ。
浅川をみんなで楽しく走る。
浅川で写真撮るの好きなんだよね~
おや?
聞き慣れた音が・・・・・
ある意味、想定内。
もういいよ。
すぐ交換。
富士HCの時にしか使っていないチューブラー。
短い命だった・・・・
なんか刺さってたらしい。
パンクする時はするし、しない時はしない。
もう仕方ないと諦めたけど、クリンチャーにしようかな・・・・(iДi)
(何度こう思った事か)
レーシング1あるし、そっちにするかなぁ
でも、あんまりいいホイール使ってると練習にならない。
サクッと交換し、高尾駅へ。
そこには見覚えのあるジャージのお方が!
川崎マリンエンデューロでお見かけしていて、オッチーはアンカーサイクルフェスティバルで一緒にトレインを組んでいたとかで覚えているみたい。
仮にカワさんと呼ばせていただきます。
S-WORKSだ!
そしてそして、ゲストであるあの方。
funride のハシケンさんが登場。
そうです、今回はハシケンさんと一緒に走る超級山岳コースなのです。
とりあえず、みんなでコンビニへ。
今回のメンバー紹介。
■言わずと知れたクライマー ハシケンさん
富士HCは65分
■エンデューロでの優勝経験あり。 S-WORKSカワさん
上りはまだ未知数・・・
■やっと調子を取り戻してきたオッチー。
富士HCは68分
■イタリアモデル 大垂水で帰るキノ。
富士HCは試走で69分
■最初からビビってますよ。自分。
富士HCは76分
募集時点では「富士HC85分以内」っとなっていたのですが、ふたを開けてみるとこんな感じでした。
えぇ、分かってましたよ。こうなるって・・・・
今回のコースはこちらです。
高尾駅~大垂水峠~道志ダム~道志 道の駅~山伏峠~山中湖~籠坂峠~
富士あざみライン~明神峠~三国峠~裏山伏峠~道志ダム~裏大垂水峠
妙に「峠」と言う文字が多い気がする。
大垂水、ここは前菜的なイメージだったのですが、いきなりめっさ速い。
そこそこの速さでも、ここは我慢とやる気でなんとかなるもんなんですが、なんともならず・・・
ってかキノが大垂水で帰ると思ってやりすぎなのよ。
上りなのにトレインに入らないと即置いて行かれるこの恐怖・・・・・
いきなりここで脚が終わる・・・ついて行かなきゃよかった・・・・
(早々に千切れたんだけど)
20号、相変わらずけっこう速い・・・っと言うか、トレインから離れたら置いて行かれる。
交通量は多くなかったのが幸か不幸か、40km/hくらい出てたのかな?
日輪大橋を渡り、ここから上り坂がまた始まる。
早々にパスされ、なんか・・・・もう・・・・どうやってもついて行けないよ!。(´д`lll)
オッチーが振り返って
「オラ!ついてこい!」
みたいなジェスチャーをしてたんだけど、
「先に行ってて・・・」
っと、ジェスチャーで返す。
ここから孤独な戦いが始まるのです・・・
それにしても、あんなに活き活きと上りを走るオッチーを見るのは初めてかも。
なんと言うか、ハシケンさんもカワさんもすんごい。
パワフルと言うか、なんか坂じゃないみたいに走っていく・・・・
さらば・・・・
道志道、そこまで遅いペースではなかった気がするんだけどな・・・・
道の駅の手前でオッチーとハシケンさんが折り返して迎えにきてくれた。
へへへ・・・・ヽ(;´Д`)ノ
「自分は鬼の群れに放り込まれたハムスター・・・・いや、ハムスターは可愛すぎるか。なんだろ?芋虫?」
~みたいな事を思いつつ、どうやってあざみラインを走らなくて済むかずっと考えながらの道志道でした。
なんと言うか、もうね、心が折れるとかじゃなくて、どうやって今日という日を無事に終わらせる事ができるかと言う事が問題。
休憩を早々に終わらせて、次は山伏峠。
嫌いな峠の部類に入る。
逆に好きな峠は・・・・特にないか。
オッチーとハシケンさんはすぐに遥か彼方へ消えて行った。
自分はあざみラインもあるので、がんばるつもりはなし。
なるべく脚を温存・・・っと言うか、温存しなくてもついていけない。
怖いよ~このトレイン怖いよ~(iДi)
カワさんが待っててくれたのか、ずっと牽いてくれたのでなんとか山伏峠をクリア。
道の駅から頂上まで9kmくらいなのですね。
初めて距離計った。26分くらいで、アベレージが19.6km/h。
山伏峠からの下りと平地、そして籠坂峠もずっとカワさんのお世話になる・・・・
安定したTTスタイル。
DHバーでもついているんじゃないかと思うくらい安定してました。
コツは・・・コツはなんなんでしょう?
籠坂峠をクリアし、みんな揃ってあざみラインへ。
「チューブラーのスペアがないんで、御殿場の自転車に行ってますね★」
っと言う上らない言い訳を用意していたのですが・・・・
「入り口まで道案内しますね。」
っと行ったら、流れで上る事になってしまった・・・・・・・
ふくらはぎが凄いハシケンさん。
密かに「子持ちししゃもクライマー」っと言う通り名を考えていた。
ちなみに、太ももも凄かった。
富士あざみライン。
平均勾配は10.4%
距離は11.4km
最大勾配は22%
ピンと来ないかも知れないですが、なんか、もう狂った激坂です。
富士ヒルクライムは24kmなのですが、ほぼ同じ標高を半分以下の距離で上っちゃおうと言う道。
次回、超級山岳【ジロ・デ・4000】その2。
まさかの連続・・・・
目的のアレを食べ、いつものセカンドウィンドも役に立たず・・・
疲労困憊。
でも、楽しく勉強になった一日。