すごいぞ!ドイツの健康保険 | 失敗は成功のもと

すごいぞ!ドイツの健康保険

ドイツの健康保険で負担される意外なものを知ってちょっと衝撃的だった去年末。

記事にしようと思っていたのにタイミングを逃していたので、ドイツの健康保険の衝撃話をちょびりと。


その1

ヒヨコの従兄弟(2メートル君)は16歳。
昨年から毎週末ディスコに通っている。しかも保護者の承諾書付きでしかも×2保護者が交代で送り迎えとかしちゃっている現実は以前から私には信じられないのだが、最近ではタクシーに乗ってディスコ通いをすることもあるそうですよ。
「え?どこからそんなお金が出てくるの?」
って義母に聞いたら思わず「えぇーーー」と目を丸くしてしまうような答えが帰ってきました。





ディスコの送迎にタクシーを使う場合は、健康保険会社が50%負担する。

って言うんです。

理由は、飲酒運転で事故を起こされた場合、その治療費は莫大でありそれならいっそうの事タクシー代を50%負担し飲酒事故を防いだ方が健康保険会社の負担が少なくなる。

と言う飲酒運転事故防止の為だったんですね。
合理的と言えば合理的だけれども日本でよく見る「青少年の健全な育成・・・」というのは皆無ですね。

★事前に健康保険会社に連絡し手続きを行う必要があります。



その2

クリスマス前に相方の同僚Fがぎっくり腰になった。
このF、かなりの率で会社を病欠する。
持病もあるが、仮病も多い。(朝4時代の超早番出勤だと必ず病欠にする。)

ドイツって、病欠の場合は会社は欠席扱いで給料は出ませんが健康保険会社から病欠している日にち分の給料が支払われる。
聞いたところによるとその給料は普通に会社に出勤している分より多い、だからちょっと風邪をひいたとなると病院に行き一週間くらいの病欠証明書をもらって来て健康保険会社に提出するのだ。

医師によっては病気でなくとも簡単に証明書を書いてくれる人もいる。
この街の学校では、
「ドクターRの病欠証明書は受理しません。」
と言うのは有名な話である。

ぎっくり腰の話に戻して、
Fは日本好き、いや日本人女性好きである。
だいたい相方に電話をしてくるとの日本がらみの自慢話である。
そしてこのぎっくり腰で電話してきた時Fが相方に話したことは






医師に処方箋を書いてもらって日本からホッカイロを輸入する。

って!

おいおい!!だ。

医師に処方箋を出してもらって!と言うことは商品の代金と送料を健康保険会社に負担してもらうってことになる。

ドイツでは、医薬品は処方箋があれば一単位が無料または5ユーロ、一番高くても10ユーロで購入できるが日本から取り寄せるのも負担してもらうってのはすごいね。



ドイツの健康保険は、1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月の4期間ごとに10ユーロの基本料金をかかりつけ医に支払います。私のように定期的に病院に通わなければならない人は年4回払いますが、通う必要のない期間は支払う必要はありません。(歯科、眼科は別に4期間の基本料金を支払う必要あり)
ほとんどの診療や検査で自己負担金額はありません。

また有料になる際は医師が患者に伝えてくれます。
例えば婦人科の子宮エコー検診、年に1回は定期健診として無料ですが異常がない場合の2回目のエコー検診は有料。
歯科で1年に1回歯垢除去は無料ですが2回目からは有料など。
メガネやコンタクトを作る際の処方箋は20ユーロでその有効期限は2週間。

加入している健康保険会社によって負担される部分とされない部分が少しずつ異なるのであまり細かくは書けないですが、去年衝撃的だったドイツの健康保険事情でした。



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