DVDでーた<後編> | ALL THAT BLADE RUNNER by NYzeki

DVDでーた<後編>

<前編> → こちら    よりつづく



そう、きっとみなさまも良くご存知だと思うけど、


私が思い浮かべたのは、


DVDでーたの前身になると思われる、雑誌、「ビデオでーた」の


1993年 1/25→2/10 号の、


「ブレードランナー 最終版 大事典」


のことだ。


今でもネットではこれを絶賛している人をみかけたりするが、


私は、当初から、え?ちょっと待ってよ、これって独自取材にしては


詳しすぎないかあ~?


と、ちょっとギモンを持っている。




どうも、いろんなむこうの本や雑誌で情報を得て、要領よくまとめたように思えたから。


それはそれでいいのだが、出典や参考文献の表示が見当たらないんですよ。


それって、仁義に反するんじゃ・・・




唯一、インタビューに関しては実際にインタビューを行った人物がP90にちい~さくクレジットされてる。


(C)Interview by Lance Loud/S.I.N. Reprinted by Kind permissions of dedails


と。


でも、ほんと小さいクレジットで、ふつーは、この特集を編集したスタッフがインタビューまでとってきたように


思っちゃうよなあ。


だって、


「主要スタッフ&キャストへの直撃インタビュー」


なんて書いてるし。



(このへん、DVDでーたにも同じニオイを感じちゃう。)




「直撃」っていったらその人が自分で行ったと考えますよな、誰もが。


でも実際は違うわけでしょ。








video data     video data



                  dvd data

             上が、DVDでーた、下がビデオでーた。年表のつくりがかなり似ている。



両誌の構成もよく似ているし、たぶん同じスタッフか、同じ佐藤氏が関わっているような気がする。




ビデオでーたにしても、DVDでーたにしても、


真相はわからない。



すべて独自に調査したのかもしれないし、


私が疑うように、元ネタがあれこれあって、それを言わないのかもしれないし。




だけど、もし後者なら、そりゃあないでしょう、と言いたい。






私はいろんな情報をいただいたり、自分でネットでみつけたりして、


このブログを書いてるけど、


絶対に、情報源はきちんとさせとこうと思ってます。


他人の情報を自分の手柄にする輩って一番いやだから、


自分だけはすまい、と思ってます。



自分がつかんだ情報を、独占して、これはオレのだって主張したいんじゃないですよ。


情報は共有すべきです。


情報はだれが見つけたっていいんです。


しかし、お互いが敬意を払うために、誰の情報かをはっきりさせたほうがいい。


そういうことです。



おわり