作者もわからない(由さん)。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

シンジくんはそういうカテゴリ(由さん)。
コメント無題by由
削除

09月19日 23:12
IP:110.67.212.168
 カテゴリ「ツンデレ」とか「元気」とかの横に「シンジ」ですかwでも確かに。うじうじぐあいが半端じゃない。というかエヴァのキャラは全体的にうじうじしてる。人間らしさ大放出みたいな。
 奇遇ですね、我が家にも現在エヴァアニメDVDがあります。さっき動画見てたら、横で家族が(大音量で)エヴァ見始めて、軽く喧嘩してました。
 猫ちゃんのラインは低いですねー。彼女は自分のことについてと、対人関係に関するラインが極端に低いんですよ。基本来るもの拒まず去る者追わずですし。嫌いなタイプの人はとことん嫌いですし。信頼の仕方が依存的じゃなくて、この人になら裏切られてもいい、ですし。あっでも一定ラインを超えたら普通になりそう。
 戯言シリーズ読みつつ猫ちゃんは哀川さんと普通に会話してそうだなーとか思ってました。あといーくんのことは嫌いそうだなと思ったり思わなかったり。あと人識は殺しのやり方はいやだけど、人格は別に嫌いじゃない、みたいな感じかなーとか。思ってました。
 「そうか?」のそうか、は「そうかぁ・・・?」みたいな。納得しかけたけど語尾に?ついてる感じの。
 狼くんの思考考察がだいたい合ってる件について。天田さんすごい。彼は自分の人生不幸とは思ってないですし、別に上条さんみたいに上からバケツ降ってくるとかじゃないですし。親友ちゃんも歩いてたら100円落ちてたとかじゃないですし。家が大富豪とか友人に恵まれてるとかそんな感じですし。
 お姉ちゃんは弟守らなきゃ、って思いで正気を保ってた感じです。ずっと。
 夢使いちゃんは過保護で、妹ちゃんはちょっと申し訳ない、って感じなんですか。いろいろ複雑なんですね、夢使いちゃん。ある意味依存してるような状態なのか。

 エヴァのキャラは悩み多きかー。いやでも、もう悩みすっ飛ばして、やたら意味深な空気を発しながら、自分の心に決めたことに向かって粛々と事態を進めるキャラもいますよね? ゲンドウとか。何ていうか、主人公があれだけウジウジしているからこそ、印象深いっつーか。
 何だろうな、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……」みたいな台詞を聞いていても、あんまり俺はウジウジしているとは思わないんですよ。もうエヴァっていう作品の、お約束のノリだから、深く考えずに楽しもうって感じで。やっぱり作品カラーってあるじゃないですかw ロボットアニメ(?)としては、俺、コードギアス・反逆のルルーシュもかなり好きなんですけれど、あれも謎ハイテンションっていうか、ルルーシュのなんか策士でありながらオーバーな振る舞いみたいなのも、一つの作品カラーとして成立していますよねw
 だから、結局、主人公のキャラが作品の色を決めていくっていう側面は強いんだと思います。
 そういう意味では、姉ないの主人公とか、ちょっと周りに影響され過ぎちゃって、よくわからないキャラだなーとか自分でも思っちゃうんですけれどねw でもまあ、彼は元々はああいうキャラじゃないんだぜ……。その意味では、幼少期から主人公に与えた影響が一番強いのはやっぱりお姉さんなんでしょうが、あまりにも影響を与え過ぎなので、彼女は反省するべきだと思います(笑)
 話を戻すと、エヴァキャラ(特にシンジくん)がウジウジしているっていうのは、かなり日本人的な感覚だと思うんですよね。まあ、ちょっとR18な部分ではあるんだけれど、ミサトとカジのエピソードで、畳みの部屋で、セミが鳴いていて、そして扇風機が回っていて……みたいなシーン。あれって最終話付近だったか映画版だったか忘れましたが、凄い日本を感じさせるシーンだなーって思ったのを覚えています。
 動画見ていたら、脇でエヴァを見始めた、かw 素朴な疑問なんですが、イヤホンって使わないの? 俺は取りあえず居間でパソコンをタイプしていて、もちろん、弟がテレビを見ている時とかもあるけれど、そこは俺の側がイヤホンをしているので、棲み分けはできている感じです。
 猫ちゃんすっげー冷めてる子なのかあー。そういう意味では、狼くんの奔放さ? っていうか何も考えなさ、みたいなのってやっぱり心を融解させる要素ですよね。「あれ? 物語的に見ると狼くんって結構王子様的なポジションなのか……?」みたいな。
 猫ちゃんについての説明を聞いていて、なんかすごく一人で完結している子だなーって感じました。無人島でも一人で生きていけそうですね! 姉ない主人公は、元の性質は《完成個体》なはずなのに、他人に振り回され過ぎな感じです。どうしてこうなったんだあいつは。概ね姉のせいです!
 戯言シリーズを読みつつ、自キャラと絡ませている由さんが、なんていうかこう、やっぱりなんか中学生なんだね! っていうのを俺に思い出させる……っていうか、普通に創作している人でもそういうこと妄想したりするんですかね? やっぱり俺は西尾作品を書き写していても、自キャラとのコラボとかは恥ずかしくて考えられないです! まず、これだけ面白い作品を書けて、西尾さんは凄いなあ、っていう気持ちが発生してしまう感じです。
 哀川さんは相当スペック高じゃないと、相手の性格とかを考えず、結構突き放す? っていうかぶっ飛ばす? 的な対応をしてきそうです。いや、別に暴力的な意味だけというわけでもなく。
 いーちゃんは人間として品性ねじ曲がっているので、結構、自分なりの理屈や「正しさ」を重視する猫ちゃんからすると、確かに嫌いそうなのかもしれませんねー。
 人識は無差別殺人鬼なんですよね。やっぱり彼といーちゃんの出会いの場面とかは好きだな。
 ハイテンションちゃんは、もっとキャハキャハした、女の子っぽい喋り方をするのかな~って想像していたんですが、意外に端的な喋り方をするんですね。
 狼くんは人生レベルでどん底不幸ですもんねw そしてそのことを深く考えたりはしない。多くの人の常識だとは考えてはいないけれど、別に自分の身を不幸だと思っていないというか、自分の人生においてはそんなのが普通だよ、と諦めているでもなく、極めてナチュラルに受け止めている。
 お姉ちゃんがどんどん不憫な感じになっていきますね! なんていうか、二次創作では、姉ないの姉の延長線っていうか、かなりチートなキャラだったけれど、いまいち考えが足りてなくて、最終的に弱体化する残念なキャラっていう感じに書いてしまったんですが、由さんの原作版の方は、本当に普通な感性の女の子なのに、どん底不幸に身を置いてしまったというか、ぶっ壊れても仕方ない環境なのに(狼くんは壊れている)、あくまで常識的な理性を保ってしまったみたいな、かなり不憫なキャラですよね……それはキツイわ。メンタル的に。
 っていうか、ハイテンションちゃんの家、大富豪なの?! 今回はハイテンションちゃん関係で驚くことが多いな……w なんか、最近の俺は発想として、今現実に生きている俺とはまるで別の境遇の人を思い浮かべなくなりましたね。あんまり羨ましいと思わなくなったっていうかなんなのか……。っていうか、例えば大金持ちがいるとするじゃないですか。そしてその大金持ちは、更にお金を稼ぐ方法を日常的に身に着けていて、結婚とかも不自由しなくて、それはそれで素晴らしいというか、そう実際書いてみると、確かに羨ましいな、って感じではあるんですけれど、今の俺の軸って、あくまで小説を書くことなんで、じゃあ、今の俺がお金を莫大に持っていたら、小説を書くのがすぐにうまくなるか、っていうとその答えはどこまでもノーで、そこは地道に努力していくしかないんだって思いますね。
 だから、境遇じゃなくて、今日どれだけ働いて、どれだけ頑張ったかが一番大事っていうか。
 その積み重ねが、自分を形作っていくんだと思いますし。
 ……話を戻すと、ハイテンションちゃんのテンションはやっぱり金持ちだからこそ、なんかこうアッパー系な感性に磨きがかかっているんでしょうか。だとしたら、ちょっと厭味とは言わないまでも……と、なんとなくフリーターの感性の醜さが爆発してしまいそうです。っていうか、お前、全然嫉妬してるじゃねえか! みたいな。そういえば実は阿良々木くんも、かなり富裕層に属していたりするんですよね。両親両方公務員。まあ、俺もそういう意味では恵まれていた時期もなかったわけでもないと考えると、人生結局、自分で何をどれだけ頑張るかだよな、と思えて仕方がありません。
 夢使いちゃんはねー。何だろうなあ、俺の人見知りメンタリティが反映されているっていうか、親しい間柄のはずなのに、妹はもっとも大切な存在のはずなのに、心から打ち解けてないっていうか、あくまで自分とは違う他人って思っているっていうか……。
 あと、多分あるのは、俺的に「妹」っていうのは、どこか分かり合えるのとは程遠い場所にある存在なんですよ。弱くて、庇護下に置かなければ、雪のように儚く消えてしまいそうで、でもそんな妹が何を考えているのかはわからない、みたいな。まあ、現実にそんな妹がいるとは思えないんですが(かなりの割合で妄想でしかないんでしょうが)、すごく内気で、喋るのもすごく不得意、みたいな、恥ずかしがり屋みたいな、そんな女の子がいたらこれは萌えて萌えて仕方ないよね! というか、まあ、これは守ってあげたくなる、みたいなのが俺の妹像なんです。何ていうんだろうなあ……前提として、一人立ちできていないみたいな? 生きるだけで誰かが手を貸す必要がある、みたいな。わかりやすく言うとコードギアスのナナリーみたいな感じなんだけれど、彼女は彼女で、実は芯がしっかりしているところがあるので、あれよりもかなり病弱で、自分の気持ちを表現するのが不得意なイメージです。そんな妹いねえよw
 だから、そういう前提を踏まえた上でって感じなので、夢使いちゃんの妹は、現実ではほとんど喋らないし、何を考えているのかよくわからない。塔の妹なんかもうそれが行き着くところまで行き着くというか、もうほとんど終盤まで一言も喋りませんからねw ディスコミュニケーション、何を考えているかわからない、じゃあどうして守らなければならないのか? それは彼女が妹だから、血が繋がっているからだ、ですべての結論が終了してしまう。それが俺にとっての妹です。それにしても、つくづく俺は妹好きだなあ。属性として。こんなに語れてしまうとはw
 幼馴染とかだと、もっと対等なイメージですかね。主人公の隣にあるべき、みたいな感じ。幼馴染は不人気らしいですけれど、大体、俺の物語類型の中では幼馴染こそ必勝属性って感じです。幼馴染に勝てるのは妹くらいしかいないだろって感じです(お前はどれだけ妹が好きなんだw)
 夢使いちゃんは、妹のことを、すごく守るべき存在だと思っているんだけれど、同時に私が守る必要があるのか、というくらいに、妹を読めない存在、謎の存在、未知の存在として見ているところがあります。まあ、《門》とか、あるいは《世界の中心の断片》とかは姉ない世界観の上ではラスボスめいている存在でもあるので、致し方なしってところでもある。
 夢使いちゃんの妹に宿っている存在って、何なのかなーって思うところがあるんですが、あの世界観で言う魂っていう概念を用いるならば、「世界そのものの魂の一部」って感じなのかもしれません。魂の一部っていうことは、他にもそういう奴いるの? みたいな。《門》の奴は別の理由で発生した存在のような気がしているんですが。自作なのにも関わらず、俺にもわからないことがいっぱいあるぜw 困ったもんだ。