紅龍@もっちさんのカゲロウプロジェクト小説、キャラクター解説。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

キャラクター解説。

キド
 メカクシ団団長。幼い時に事故で両親を亡くし、その後アマによりカノと共に目隠し院で育つ。
 能力は《リーダー》。判断能力を高め、状況に合った最適な指示を出すことが可能になる。しかし、その為に感情を制限する必要があり、本来の元気な性格が制限されている。
 幼い頃にあった出来事から、カノを絶対的に信頼しており、彼女が出す指示にはカノの作戦失敗は考えてない。
 ipod柄のパーカーを愛用していて、幼少時からずっと着用している。何回も買いなおしていたが、マリー入団後はマリーにサイズを合わせてもらっている。

 キドは何とかかっこいいリーダーとして書いてみました。話は基本的に彼女視点が多いですね。結構書きやすいキャラだったりします。

カノ
 メカクシ団副団長。幼い頃に両親に捨てられた所をアマに拾われる。その後キドと共に過ごす。
 親に捨てられたことを重く受け取っており、幼少時にそれをからかわれた事がトラウマとなっていた。そのトラウマのせいで信頼しているキドとアマ以外の人と関わるのを嫌った時期がある。
 その後、トラウマを克服し、常に能天気な笑顔を見せるような性格になった。
 能力は《万物介入》。トラウマを克服し、人ともっと関わりたいと願った彼の思いが能力となった。介入したものに対して様々な変更が可能になるが、アマのサポートが無ければ使えない。
 幼い時から茶色のパーカーを愛用している。

 男キャラの中で一番好きなキャラです。普段はへらへらしてるけどいざとなったら頼りになる人だと思ってます。この作品でも頑張ってますし。

クロ(セト)
 メカクシ団団員。他人と関わることが苦手で、ずっと人を避けていた。目隠し院に招かれキド、カノと共に暮らしていく内に人と関われるようになっていく。
 その後、ひきこもっていたマリーをメカクシ団に誘う。
 メカクシ団の中では数少ないしっかり者で、他の団員から相談事を受けることも数多くある。
 能力は《状況視覚》。人の位置情報や、建物の構造など、様々な情報を視覚化して見ることができる。

 なんだかんだで一番動かしにくいキャラだった気がします。しっかり者なのが原因ですね。
 名前の由来は黒髪であること、それとキドとカノはどっちも「kido」「kano」と、kで始まりoで終わるので、「kuro」としました。

マリー
 メカクシ団団員。メデューサのクォーターですでに140年近く生きている。
 幼少期に襲撃を受け、その際母親であるマリアが死亡してから赤色を嫌い、ずっと家に閉じこもっていた。
 クロの誘いを受け、家を出てメカクシ団に入団する。
 能力はメデューサの力である《石化の魔眼》。能力の原石ともいえるほど強力なもので、メデューサの血が薄い彼女が使えば命に関わる。アマによって制御をかけられた後は目を合わせた相手を少しの間石化させる能力となった。
 裁縫や料理もそこそこできる。しかし、ドジっ子スキルにより悲惨な結果を招くこともしばしば。
 メカクシ団の中で、モモにとても懐いている。

 この子を動かす時はいかに可愛くするかを意識していました。それでも、ナチュラルでかわいいのでそんなには苦労しなかったですね。

モモ
 メカクシ団団員。現役アイドルにして、シンタローの妹。
 過去に海水浴場で溺れた所をコノハに助けられる。その後、アマによって能力を付加され一命を取り留める。
 能力は《目を奪う》能力。どんな相手でも視線を自分に集められる。
 変なセンスをしており、微生物Tシャツや、阿吽パーカーなどを愛用している。

 モモも特に動かす時は苦労しなかったような気がしますね。やっぱり個性が強いキャラは扱いやすい。

シンタロー
 メカクシ団団員。モモの兄にして、天才的な頭脳を持つ。
 アリサの死から、それを止められなかった自分の無力さに苛まれ、何もやる気が出ないでいた。しかし、もう一度、誰かを助けるために戦うことを決意する。
 能力は持たないが、オペレーターとしてエネをサポートする。

 エネとセットで動かすため、結構扱いやすかったりします。透明アンサーでは、その後のシンタローの雰囲気を出しつつクールなキャラとして書くのに苦労させられました。

エネ
 メカクシ団団員。シンタローの同級生。
 終末実験により、肉体が死に、電脳体となる。その後、核データをシンタローに預け、眠りにつく。
 目覚めた後は自称二次元少女として電脳世界から他のメンバーをサポートする。
 能力は《危機的状況下で正解を選び取る》能力だが、電脳体になると同時に失われている。
 よく報酬にハーゲンダッツを欲しがるが、実際に食べれるのかは不明。

 エネは戦闘シーンで苦労させられました。電脳体なので、攻撃が限られてくるのでいかにバリエーションを増やすかが、エネというキャラを立たせられるかに繋がっていたと思います。うまく出来てたかな?

コノハ
 メカクシ団団員。過去にモモを助けたが、その後は科学者達に改造される。
 長く眠りについていたが、終末実験で死んだ者達の魂を入れられる事で覚醒、『カゲロウデイズ』に送り込まれる。
 能力は《可能性選択》。いかなる可能性でも、微かでも存在していれば選択することができる、非常に強力な能力。
 しかし、それを用いてヒビヤ達を助けることはできなかった。

 こいつも扱いにくいキャラでした。コノハ加入が大分遅いので、キャラが多くなるんで自然と出番が少なくなってしまったキャラですね。

ヒビヤ
 メカクシ団団員。ヒヨリと同じ中学生。
 『カゲロウデイズ』では最終的にヒヨリを庇って、精神が崩壊する。その後、何とか目を覚まし、その能力でキド達の危機を救った。
 能力は《真実を写す》能力。如何なる虚偽でも、払いのけ、真実を映し出す力。
 しかし、ループする世界という嘘は破れなかった。

 最後を持っていくキャラの一人。その分、能力も強力に。あまり動かす機会がなかったんで、扱いやすいといえるのでしょうか?

ヒヨリ
 メカクシ団団員。ヒビヤと同じ中学生。
 『カゲロウデイズ』ではヒビヤを庇い続けるが、最終的にはヒビヤに助けられ、デッドアンドシークと対峙する。
 能力は《絶望を希望に変える》能力。如何なる絶望も、希望に変える力。
 しかし、死のループという絶望は打ち破れなかった。

 ヒヨリもヒビヤと同じく出番が少ないキャラでしたね。そして最後を持っていくキャラの一人。

アマ

$天田晃司のブログ


 亜麻 怜子。
 目隠し院を建てた張本人であり、キド、カノにとっては母親的存在。
 科学者だが、キリヤのやり方には反対しており、敵対する。
 そのための組織、メカクシ団を率いる主格的な立ち位置。
 少々口が悪い時があるが、心優しき優秀な科学者。
 『人体にかかる負担』について研究しており、その成果として、その者の個性にあった能力を付加することで負担を軽減できることを示した。
 キリヤに憧れており、敵対してもその憧れが捨てられずにいた。それを憧れを越したものだと気づくのはだいぶ後のこと。
 コーヒーは飲めなかったがキリヤが好きだったため飲めるようにするなど健気なところもある。

 原作でいう孤児院の女性。名前はお世話になっている天田さんからとりました。出番も多く、自分で設定したこともあってか、書きやすかったですね。

キリヤ
 桐谷 修司。
 研究所の若き天才。その才能から、若くして一つの研究所を任される。
 しかし、本人はそれを疎ましく思っており、自分を研究者であることを強制するものと感じていた。
 自分の空虚な気持ちを満たすために『完全な能力』を研究するが、それでも満たされず、アマが自分の心を満たしていくことに気が付き、彼女に惹かれていく。
 しかし、狂った環境の中で自分も狂っていく事を感じており、アマに止めてほしいと考えていた。
 アマ達と対峙する前に即席で《絶望を見せる》能力を付加した。
 アマの答えを聞き、最後は狂った研究所ごと爆死した。
 
 当初は出す予定のなかったキャラです。しかし、天田さんの小説に影響され、急遽練り上げたキャラだったりします。そのため、最初は中年のゴツイ男を想定してたんですが、いつの間にか若い天才イケメンに。

リン
 有宮 菻。
 アマと同じ研究所の科学者。
 アマとは仲がよく、よく一緒に昼をとったりしている。
 『能力同士の共鳴』について研究しているが未だ主だった成果は出せないでいた。
 アマがキリヤに惚れていることを見抜き、その恋を応援している。
 アマよりは高度な研究をしているが自分では対等だと思っている。
 
 彼女は実は別の小説のキャラだったりします。でもそれはpixivで見た絵を元に考えた小説なので著作権とかいろいろと引っ掛かりそうなのでやめました。なのでこちらにゲスト出演。
 元の小説では彼女は『メカニカル・キラー』という機械と戦う者達の一人で『リンクドライブ』という能力を用いて、ガトリングなどの重火器をぶっ放すキャラです。性格は少し大人しめですね。書いてほしいという要望があれば書くかも知れません。

アリサ(アヤノ)
 シンタローの同級生。
 明るい性格で、友人は多い。
 しかし、自身の気持ちを伝えない性格。
 天才的な頭脳を持つシンタローに憧れを抱いていた。
 いじめを受けていたのが原因で屋上から存在を消した。
 
 この子は元気で、シンタローとの掛け合いには困りませんでした。安らかに眠って欲しいですね。

レーン
 人間だった頃のエネのレプリカ体。
 レーンという名前はene.rを捩った名前。正式な名前はene.replica。
 研究所を抜け出すための道を作り、エネを導く。その後も科学者たちに行く手を遮られたエネにメールソフトを差し向ける。
 しかし、その後、科学者達によって処分される。

 案内人と呼ばれるキャラですね。オリジナル体であるエネの為に頑張る子ですが、悲しい最後を迎えます。彼女の為にもエネには楽しく生きてほしいですね。

デッドアンドシーク
 元々は科学者だったモノ。それが男だったのか女だったのかさえ不明。
 自身の名すらも捨て、自らを『死の探究者(デッドアンドシーク)』と名乗る。
 体は電脳体の様に不定形だが、現実にも存在できる。
 しかし普段は自分で作り出した空間にいる。
 能力は《空間創造》。『カゲロウデイズ』ではループする世界を創造する。

 コノハの世界事情で言う『あの目』にあたるキャラ。面白いかなーと思って楽曲と同じ名前にしてます。まぁ現在のキャラデザでは目は無いんですけど。


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