4月の総括 ~自然の摂理の中で生きる者の宿命~ | 「365日の言の葉」

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 自分が生きていること、生かされていることを誰かに知ってもらいたい・・・。
それで始めたブログなので、日々起きたことや感じたこと、また以前と同じくAKB48関連や詞(詩)などジャンルを問わず更新していきます

【最近は、とんと日中は夏さながらに暑さの方が際立つようになった。それも、ほんの一週間以内に起きたこと。4月の終焉は、夏の到来と時期が同じなんでしょうか…。そんな4月も今日で終わりなので、いつも通り総括を書きました】




今月4月分は、エンタメの話題やニューストピックスからといった、まぁ要するに書きたいことを書いた気がする。全体的に真面目すぎたかな?ぐらいのばかりが続いたが、まぁこれが自分の持ち味だと割り切りながらじゃないと、こんなにも続かない。「続けたくなくて…」という意味ではなく、「続けたい」からこそ自分を持たなきゃ続けられないという意味なので悪しからず。芸能界に広がった病の話題は、一般人にも波及した。そして、訃報も数々聞かれた。「キンキン」こと愛川 欽也さんの「在宅死」が話題を呼んだり、「妖狐(イヌ)×僕 SS」を描いていた漫画家・藤原 ここあさんの早すぎる死を悼む声が、日本列島を駆け巡った。また、相も変わらずAKB48グループ関連の記事や、只今真っ最中のゴールデンウィークネタも書いたりした。



今週に入ってから、日本列島をサーモグラフィーで見たらきっと真っ赤に染まるような日々が続いた。いわゆる、春から梅雨を経て夏へいくはずの季節の階段を、何段飛びをしたのか夏という季節にジャンプしたかのようだ。自分が通勤に使う名古屋駅の名鉄側を見渡せば、チラホラどころの騒ぎではないくらいに半袖で往来する人々を見かけた。当然だが、もう厚手の服装でという方々は圧倒的に目にしない。こんな状態の日本であるからして、気になるのは今後の天候だ。ジャンプして夏へ歩を進めたはずのその足は、梅雨へと後退してくれるのか心配にはなる。ただ心配したら心配したで、その心配を一掃するかのように大雨を降らせてしまうのも悩みの種になる。気象庁は24日に、5月から7月にかけての3ヶ月予報を発表した。平均気温は、東日本と沖縄・奄美地方で平年並みか高く、北日本(北海道・東北)と西日本でほぼ平年並みで、降水量は全国的にほぼ平年並み。しかし、6月になると沖縄・奄美地方で、7月になると東・西日本で平年並みもしくは多くなるとされている。



この先3ヵ月の予報は、次の通りとされている。
[5月]東日本の日本海側と西日本は晴れの日が多く、沖縄・奄美地方では曇りや雨の日が平年同様多い
[6月]北日本の天気は、数日周期で変わりやすい。東日本の日本海側では、前半が数日周期で変わりやすい傾向が強く、後半は曇りや雨の日が平年より少ない。曇りや雨の日が、東日本の太平洋側と西日本は平年より少なく、沖縄・奄美地方では多いとみられる
[7月]北日本は曇りや雨の日が平年同様多く、東・西日本は平年より多い。沖縄・奄美地方では、晴れの日が平年同様に多い
更に梅雨前線の影響により、梅雨が平年よりも長引く恐れがあるという。



今週に入ってから暑い日が続いているが、現に27日には関東地方も今年一番の暑さになった。東京都心では最高気温が25度に達し、今年初の夏日となった。「夏日」とは、最高気温が25度以上の日のことを言う。午後1時25分に、東京の北の丸公園では気温が25度まで上がった。ちなみに、昨年初めて東京で夏日が観測されたのは、5月2日に大手町で25度6分を叩き出した時だった。この連日の夏日の影響により、青森県弘前市にある弘前公園の桜は早くも葉桜となってしまった。28日には、最高気温が2日連続で25度を超える夏日となり、ソメイヨシノは桜の花を見せなくなった。



この夏日と重なるようにして、ゴールデンウィークの幕は切って落とされた。しかし、楽しいはずの予定は一部で思わぬアクシデントに見舞われ、先行きが不安になった人もいたことだろう。福島県郡山市にある東北新幹線の郡山駅で、上り線の架線が断線して停電が起きるハプニングが起きた。幸い、同日午後4時頃に運転再開となったものの、乗客約550人の足に影響が出た。4時間半運休が余儀なくされ、空調も切れた車内ではサウナ状態で1時間20分過ごしたという乗客を思えば、よもや新幹線に対するトラウマを抱いてもおかしくはない。



暑さでパニックを起こしかねない人間に対し、こちらは逆の冷たさでパニックを起こしたとされている。国立科学博物館が、「冷水域でパニックか?」という見解を出したのは、10日の朝に茨城県鉾田市の海岸で10km以上にわたり、「カズハゴンドウ」というイルカが打ち上がっていたという話題である。実はこの付近で、4年前にも同じようなことが起きている。マグニチュード(M)9の大地震が東日本を襲ったのは、その直後のことだった。偶然の一致という一言では済まされないと、この異常現象に専門家は警鐘を鳴らしている。



その後、日本ではなく海外で大地震が起きた。ネパール中部を震源地とする、マグニチュード7.8の大地震が起きた。AFP通信によると、26日にインドなどの周辺国を含む死者は、優に2000人を超えたと報じた。約80年ぶりの規模を誇る今回の大地震だったが、過去にも繰り返し大地震が発生していた一帯でもあった。その被害に遭った方の中には、1人の邦人も犠牲になったという一報もある。そんな中、被害に遭った27歳の男性が82時間ぶりに瓦礫の下から救出されたり、首都カトマンズでは15歳の少年が約120時間ぶりに瓦礫の下から救出されたという話題もある。人間の強さや命の神秘があれば、物資が届かず食料不足や衛生悪化も報告されている。他人事ではない。先程のイルカの打ち上げが、もしかしたらそれの前兆だとしたら次は日本人の番だ。絶望も希望も紙一重。自然の摂理に抗えない人間は、どう上手く付き合うか試されているようだ。