「ドラゴンボール」「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」18日に一斉公開された人気アニメ | 「365日の言の葉」

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【ゴールデンウィークを目の前にして、先日18日から公開された映画には、大人気アニメの劇場版が3本あった。早速その結果が発表されたので、まとめて紹介しますね】




18日に、人気アニメ映画が一斉に公開された。とはいっても3作だが、そのどれもが観客動員数や興行収入の2つの面から見ても、過去の作品や国民的認知と人気を鑑みれば話題中の話題である。そんな中、早くもその2つ(観客動員数&興行収入)において1位とトップという先陣を切ってスタートダッシュとなったのが、人気漫画原作のアニメ映画最新作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(監督・山室 直儀)である。"東映史上最大規模"の653スクリーン(2D・3D・4DX・IMAX3D)で公開され、土日の2日間だけで71万人以上を動員し、興行収入は9億6000万円以上となったことが20日分かった。オープニング成績としては、2015年に公開された全作品の中でも一番の好成績を叩き出し、東映は最終興行収入を50億円超えに期待している。



邦画史上初となるIMAX3Dでの上映も好評で、往年のファンから現在フジテレビ系で放送中の「ドラゴンボール改」(「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター再編集版)を観ている子供たちまで、幅広い年代の男女が劇場に押し寄せた。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で、1984年から10年半にわたり連載されたといい、その年は自分が産まれた時と一緒。まさにドストライクの年代で、よくアニメ化された際には見ていた記憶がある。自分を始め、現に20年が経とうとしている今でも、テレビアニメやゲームにカードなどで爆発的人気を誇る。メインターゲットは小中学生ではあるが、自分のようにリアルタイムで原作やアニメを見ていたという20代や30代の年代も踏まえ、親子2世代のファンも多いという。



2013年に17年ぶりに公開された新作映画「ドラゴンボールZ 神と神」は、最終興行収入が29.9億円を売り上げた。その続編であり、2年ぶりに公開される完全新作となり、劇場版19作目にして初めて原作者の鳥山 明さん自ら脚本まで手掛けたことも話題となった。かつて読者を絶望のどん底に叩き落とした、悪の帝王・フリーザが復活し大バトルを繰り広げる内容である。脚本完全収録のジャンプコミックス『ドラゴンボール巻「F」』(全国で150万人限定)を含む入場者プレゼントも魅力だった。その映画の公開前日には、記念にとフジテレビ系で前作の「神と神」が放送され、ツイッター上ではベジータが披露した「楽しいビンゴ」のダンスシーンをピークにして、「ベジータ」「ドラゴンボール」「俺のブルマ」「楽しいビンゴ」といったワードが盛り上がった。



その『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を始め、これから訪れるゴールデンウィークを見込んで18日には人気アニメの劇場版が3作品封切られた。他の2作品とは
1)「名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)」
2)「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~」
であり、ターゲットと位置付ける客層が競合しているようで絶妙にバラける形にもなり、この3タイトルを合わせればほぼ全ての層に動員をかけられる。まさに、映画の公開にちなんで名付けられた「ゴールデンウィーク」が到来する。



◇「名探偵コナン 業火の向日葵」
1996年1月から、読売テレビ・日本テレビ系でレギュラー放送中であり、最近では著者の青山 剛昌さんが、「週刊少年サンデー」(小学館)での連載を不定期に変更することも注目されている「名探偵コナン」。今回の劇場版は19作目を数え、メインターゲットは小中学生としている。ところが、年々サブターゲットとしている10代後半から20代の女性を狙った、キャラクターファンの勢いが増してきている。特に今作は、メインとサブが逆転する内容となっており、3月まで同局系で放送されていたアニメ「まじっく快斗1412」により、怪盗キッドの人気が急上昇している。その怪盗キッドと名探偵・江戸川 コナンが劇中で対決するとなれば、キッド目当ての若い女性層の獲得は堅い。大ヒットのお膳立てや条件は十分に揃っているので、あとは時間の問題である。



◇「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~」
大人が泣けると話題になった「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001年公開)から14年経ち、今作はシリーズ23作目になる。テレビ朝日系で放送中のアニメのメイン視聴者である、未就学児童から小学生とその親世代にとどまらず、祖父母から孫までという幅広い世代に楽しめる作品になっている。昨年公開された「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」は、興行収入が18億円を超え、歴代3位という記録をマークした大ヒット作品となった。また、第18回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門優秀賞を獲得するなど、改めて「クレヨンしんちゃん」の映画に注目が集まっている。今作では、メキシコの町に生息するサボテンの実を集めるため、転勤を命じられた父・ひろしと共に、母・みさえやしんのすけたちも引越しを決意。春日部のみんなとの涙涙のお別れで涙を誘い、その後にはメキシコで野原家が巻き込まれるという、これまでにないドタバタ劇まで描かれ、涙あり笑いありでファミリー層を網羅する構成で、こちらも大ヒットの要素がある。




(参考資料:オリコン音楽情報 エンタメニュース)