15日に発売されるCDなどのフラゲ日情報 (後編) | 「365日の言の葉」

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【タイトルで「15日に発売されるCDなどのフラゲ日情報」と銘打ってはいますが、もう15日になっているのでもはやフラゲ日どころの騒ぎではないのですが…。昨日説明した追加分のCDの解説・後編が、本日の内容になります】




15日に発売されるシングルの中で、こと注目を浴びそうなのは「モーニング娘。'15」かと思っている。今月に入り、喉頭がんにより声帯を全摘出し声を失った音楽プロデューサーのつんく♂さんが、1997年からプロデュース活動を開始した当時から今日まで(これからも)、卒業や加入を繰り返し紆余曲折の山あり谷ありを経て、まさに"産みの親"が結成から長年にわたり大切に育ててきた「アイドルグループ」であり、現在も第一線で活動している。2014年9月30日には、12期メンバーが加入した。
1)尾形 春水(ハルナ)
2)野中 美希
3)牧野 真莉愛
4)羽賀 朱音(アカネ)
の4人がメンバーとなり、同年11月26日には道重 さゆみさんが卒業し、そして新リーダーには譜久村 聖(ミズキ)さんが就任したという様々なトピックを経て、15日には今年1弾となる通算58枚目トリプルA面シングル「青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ」がリリースされました。



12日には、つんく♂さんが1週間ぶりとなるブログを更新し、今回リリースとなったシングルの新曲2曲に込めた思いを告白した。「青春小僧が泣いている」は、時代の流れや環境がどう変わろうと、「最後は君の腕次第」という逞しいテーマを盛り込んだミッドテンポのダンス・チューンであり、最近の彼女たちを反映したような力強いナンバーです。つんく♂さんはこの曲について、「『結局最後は自分なんだ』ということがテーマ」と語り、「色々あるのが人生、泣きも笑いも出会いも別れも。泣いたっていいじゃないか。そして、泣くのはこれが最後!って毎回思っていいじゃないか」と、現在の自身の心境とも思える表現も含まれています。



「夕暮れは雨上がり」もまた、♪頑張っていることは 私もそうね あの子もそうよ だから負けられない♪と、新しい一歩を歩み始めた彼女たちの意思を含んだナンバーとなっています。つんく♂さんはこの曲について、「先に進むんだ。前に行くんだ。そういう気持ちを歌にしました」と語り、また「いつまでも引き摺ってはいられない。雨降って地固まるじゃないけど、雨が上がった夕暮れ。雲の木漏れ日からの眩しい光。その光が勇気にもなり、希望にもなり、進んでいく道がみえた、そんな日の歌です」と振り返った。この2曲のつんく♂さんの解説を受け、コメント欄には激励のメッセージが殺到した。
「『泣くのは最後』と思わず泣いていいですよ」
「誰でもないつんく♂さんの曲だって強く思いました」
「青春小僧が泣いている、これはヤバい神曲です」
などと、つんく♂さんを労るファンからのメッセージが綴られた。



3曲目の「イマココカラ」は、前作に収録されていた「見返り美人」と同様に、つんく♂さん以外の作家が手掛けた曲であり、未来へ向けた大きなメッセージを湛えた一曲となっています。同曲には、「映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の主題歌になっており、新生モー娘。が今年もアイドルグループを熱くさせてくれるでしょう。



昨日はchayさんのアルバムを紹介しましたが、同じく女性シンガーソングライターでも他の追随を許さないような存在感を放つ、第一線で活躍中の絢香さん。「バセドー病」を経て、復帰第一弾となった通算3作目となった「The beginning」から約3年ぶりに、これまでの大ヒットしたシングルを含めたオリジナルアルバム「レインボーロード」が、15日にリリースされました。昨年末には、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌「にじいろ」を引っ提げ、「紅白歌合戦」に出場するとキャストに囲まれて歌い、再度感動を呼びました。また、その直前に第一子の妊娠を発表するなど、2014年はおめでたいことが多かった絢香さん。今まさに彼女が進む道は、七色に輝いているということを伝えるように、今回のアルバムのタイトルが「レインボーロード」と名付けられた、そう思いたくなりますね。



収録されているのは、前述した「にじいろ」を含めた全13曲であり、その内12曲がTV番組テーマソングやブランド、CMとのタイアップとなっている今作はまさにベストオブベストと呼べる豪華内容です。オープニングは、パワフルでスケールの大きな「number one」(フジテレビ系ソチ五輪中継テーマソング)、他にも
1)手拍子を打ちたくなるような「Have fun!!」
2)クール且つエモーショナルに迫る「No end」
3)「ツヨク想う」(「NEWS ZERO」テーマソング)
4)「beautiful」(ドラマ「シェアハウスの恋人」主題歌)
5)「ずっとたいせつなキモチ」(「マイナビウエディング」CMソング)
6)「ちいさな足跡」(資生堂「マキアージュ」CMソング)
7)「Through the ages」(映画「黒執事」の主題歌に、「ガブリエル・アブリン」さんへ提供したセルフカバー)
8)「ありがとうの輪」(ネスレ「キットカット」のありがとうキャンペーン)
9)「Lost control」(映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」イメージソング)
などなど、まだ一部しか紹介してませんが、まさに虹の7色以上に彩り鮮やかで豊かな楽曲が並んだ一枚となっています。



今年の秋から来年の頭にかけてコンサートも始まり、それまでには待望の第一子が生まれてくることとなります。大切な家族が増え、そして歌声や表情などにも経験した厚みが加わり、このアルバムに収録された楽曲もより一層恋しくなるでしょう。来年はデビュー10周年を迎える絢香さん、彼女の衰えることのない勢いから今後も目が離せませんね。