"自分のｶｯｺ良さが最も出る瞬間"をﾃｰﾏとして、各ﾒﾝﾊﾞｰが本気で"かっこいい"と思うｼｰﾝを考え、自らが出演した映像を製作する。そのｾﾙﾌﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽした映像を女性100人に審査してもらい、1位(=｢ﾁｮｰｶｯｺｲｲ｣)から最下位の7位(=｢BUSAIKU｣)まで順位付けされるという番組の名企画｢ｷｽﾏｲBUSAIKU!? ﾗﾝｷﾝｸﾞ｣がある、現在好評放送中の人気ｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ｢Kis-My-Ft2｣による、毎週木曜(実質、日を跨いでからなので金曜にはなっていますが…)の深夜0時10分からのﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ系冠ﾊﾞﾗｴﾃｨｰ｢ｷｽﾏｲBUSAIKU!?｣が、4月より毎週月曜の午後11時枠に昇格することが、24日に発表された。2014年9月までは、一大ﾌﾞｰﾑを巻き起こした｢ﾃﾗｽﾊｳｽ｣が放送されていた枠であり、先輩｢SMAP｣の代表番組｢SMAP×SMAP｣(毎週月曜、午後10時)からの流れもあるため、｢ｷｽﾏｲ｣が春から更に注目を集めることになるだろう。
｢ｱｲﾄﾞﾙなのにﾌﾞｻｲｸじゃない?｣というﾈｯﾄの陰口を知ったｷｽﾏｲﾒﾝﾊﾞｰが、"己のｶｯｺよさ"に磨きをかけるため、それぞれのﾃｰﾏに沿いｾﾙﾌﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽした映像を女性100人に審査してもらい、映像上に出るﾃﾛｯﾌﾟでは上位ﾒﾝﾊﾞｰになれば、｢文句なし!｣や｢恋愛ﾏｽﾀｰ｣といった"絶賛ﾜｰﾄﾞ"が並ぶ。その一方で、下位ﾒﾝﾊﾞｰには｢ｷﾓｲ｣や｢女心が分かってない｣、また｢怖い｣といった辛辣で辛口ｺﾒﾝﾄが並んだりと、その視聴者としての気持ちがﾘｱﾙに表示され笑いに変わったりと、番組内でも人気企画の一つである。2013年4月に日曜深夜からｽﾀｰﾄし、2014年4月からは現在の木曜深夜の枠に移動した。そして3年目になり、遂に深夜0時という枠の壁を打ち破ることとなった。
過去には、｢ｶｯｺいい"ﾄﾞﾗｲﾌﾞﾃﾞｰﾄ帰りのｷｽ"の仕方｣や、｢玄関での別れ際に彼女をﾄﾞｷﾄﾞｷさせる1分間｣などが放送された。26日に放送された分では、ﾗﾝｷﾝｸﾞﾃｰﾏが誰しもに訪れる緊張の時である、一世一代のｼﾁｭｴｰｼｮﾝ｢彼女の両親に初めての挨拶｣であった。ｷｽﾏｲのﾒﾝﾊﾞｰ7人が、このﾃｰﾏでそれぞれ映像を作りそのｶｯｺ良さでﾗﾝｷﾝｸﾞが発表された。
1位…藤ヶ谷 太輔さん
2位…千賀 健永さん
3位…玉森 裕太さん
4位…宮田 俊哉さん
5位…横尾 渉さん
6位…北山 宏光さん
7位…二階堂 高嗣さん
最近は、千賀さんと宮田さんそして横尾さん、二階堂さんといった｢ｷｽﾏｲ｣でいうとﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽとしての活躍をしている4人が、ﾗﾝｷﾝｸﾞにおいて番狂わせを起こすことも多く、特に料理を作るというﾃｰﾏのﾗﾝｷﾝｸﾞでは、ﾌﾟﾛ並みの腕を誇る横尾さんが上位にﾗﾝｸｲﾝするなど、人気のある歌唱ﾒﾝﾊﾞｰの3人と立場が逆になったりもする。
この番組がきっかけで、SMAPの中居さんがﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽする派生ﾕﾆｯﾄ｢舞祭組(ﾌﾞｻｲｸ)｣では、その千賀さんと宮田さんそして横尾さん、二階堂さんといったﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽを担当する4人が、CDﾃﾞﾋﾞｭｰして注目を浴びている。3月8日には、最新ｼﾝｸﾞﾙ｢やっちゃった!｣をﾘﾘｰｽもするほど、ｷｽﾏｲという枠にとどまらない人気を持っている。そのﾒﾝﾊﾞｰである宮田 俊哉さんは、｢午後11時台になるというのは本当に夢のように嬉しいことで、今まで以上に頑張って"ﾌﾞｻｲｸ"ではなく、"超ｶｯｺｲｲ"ｱｲﾄﾞﾙになれるように全力で頑張ります｣と意気込んでいる。
他のﾒﾝﾊﾞｰの藤ヶ谷太輔さんは、｢新しく見ていただける方が増えるのでより気を引き締め、内面から"ｶｯｺｲｲ男"になれるよう今まで以上に考えて行動したいと思います｣と気合いを込めた。北山 宏光さんは、｢素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。ｱｲﾄﾞﾙがここまで曝け出す番組、是非見てくださいね｣と語った。月曜日の放送は、4月6日にｽﾀｰﾄするという。