被災者の方々には一時帰宅が決定をされましたが
それでも何らかの事情で残される動物は多いと思います
そのような動物を出来るだけ最後までレスキューをすべきだと考えます
人間が先ず第一。というご意見もありますが
動物の事でもその時にレスキューが出来るのであれば
同時に行っても良いと思います
改善が出来る問題からどんどん行っていかなければ
歪な結末になりかねません
それを防いで出来るだけ補っていく事が望ましいと考えます
取り残されたり飼い主に逸れてしまった動物に関しては
特例として譲渡優先の保護を認めて頂きたいと思います
当会では下記の要望をいたします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
経済産業省 原子力安全・保安院 御中
農林水産大臣 東北農政局 御中
環境省 動物愛護管理室 御中
福島県災害対策本部 御中
「福島第一原発警戒区域における犬猫の救護に関する要望書」
日本動物生命尊重の会と申します
この度の原発20km圏内において、4月22日に、警戒区域とみなし立ち入り禁止令を発令されましたが、この地域には、未だに多くの元飼い犬や猫が残され、国民は救助を待ち望んでいます。
その対象の犬猫の救出として以下の措置を取って頂くようお願い申し上げます。
(1) 立ち入り禁止対象地区にて生存している犬猫は、一時帰宅時に可能な限り連れて来ること。そしてペット同伴が可能な避難所の提供、もしくは一般市民の一時預かり情報、新しい譲渡先等に関して、福島県動物救援本部。緊急災害時動物救援本部。福島県動物保護センター。被災動物の保護活動を行っている動物愛護団体等に救うべく相談をして下さい
(2)一時帰宅時に飼い主が連れて来なかった犬猫に関しては所有者の権利を放棄と見なし、動物愛護団体が警戒区域に入り、レスキューする許可をして下さい
(3)以上が不可能な場合には福島県災害対策本部。動物愛護団体等のアドバイスを得ながら自衛隊がレスキューをして下さい。
(4)家畜につきましても報道をされています画一的な対応ではなく固体によって安楽死や出来る限りの医療処置を施し公的施設、別の場所への移動など命の存続のために生命倫理を重んじた処置をお願い致します
(補足)あらゆる手段にてペットを可能な限り保護をし除染し、当該区域から連れ出した犬猫は放射能度測定 除染を必須として個体の詳細情報を公開し、返還または譲渡に努めて下さい
保護活動や固体の詳細を行政に届け出ることを前提とします。
NPO法人 日本動物生命尊重の会
代表 金木洋子