我が家ではいつも、夫とるぅちゃんと私が、ベッドで川の字になって眠ります。
るぅちゃんも、お布団の中に全身すっぽり納まって眠るのですが……
ずっとお布団の中にいると暑くなるのか、毎晩、深夜にるぅちゃんはお布団から出て、ベッドからトスンと飛び降りていきます。
そして、(おそらく)ベッドの足元に置いてある、るぅちゃん用クッションの上で眠ります。
しかし、明け方付近になると再び寒くなるのか、ベッドに上がってお布団に入りたくなるようで……
それならば勝手にベッドに飛び乗ってくれば良いものを、るぅちゃんにはなぜか、不思議なマイルールがあるようなのです。
それは、
「いったん勝手にベッドから飛び降りた身の上なのに、自分勝手に再びベッドに飛び乗るわけにはいかない」
というもの(と予想されます)笑。
ベッドに上がりたくなると、るぅちゃんは、ベッドの横で、「ウー、ウー」とうなり続けます。
まるで、「あたちもベッドに行っていーい ねぇ、上っていってもいーい」と聞いているかのように
私たちが目を覚まし、ベッドサイドのライトをつけて「おいで」と手を振ると、るぅちゃんはようやくベッドに飛び乗ってくるのでした。
別に、許可を取らなくても、自由にベッドに飛び乗ってきていいのに。
何故その点だけやたら律儀なのか。
毎日笑ってしまいます。
いつもいつも、「ウー、ウー(あたちもベッドに行っていーい? ねぇ、上っていってもいーい?)」と明け方に起こされるのは困りものではあるものの……
そんなところもまたカワイイと思ってしまう、私たちなのでありました
< 「上に行って、いーい?」の図 >