$動物福祉・脱原発・その他

動物愛護ケイさん
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/8efd1f9d8190f8d00bbfb0e7d679c498
(写真) 外灯の明かりで数字や文字を学んでいるマリの子どもたち。人身売買されカカオ豆の農場で働かされるマリの子どもたちもいる (C)ILRF


魅力的なお菓子、チョコレート

バレンタイン・デーの主役、チョコレート。とても美しく形作られ、私たちをとりこにする魅惑のスイートです。
もし、このチョコレートのために、どこかで子どもたちがどれいのように働かされているとしたら・・・・

チョコレート価格の内、カカオ豆農園主に渡るのは0.5%、つまり200円のチョコレートであればわずか1円です。
そこから労働者に支払われる賃金はさらに少なくなります。
この市場価格の安さが児童労働、子どもの人身売買につながっていきます。

そして、そのカカオ豆を日本は55590トン輸入しています。
ガーナからが最多で38359トン、コートジボワールからは2325トン(2005年統計より)。
コートジボワールのカカオ農園では、売られてきた子どもたちが過酷な状況で労働させられています。


カカオ農場へ売られる子どもたち

全世界のカカオ豆の7割は西アフリカ産で、特に4割はコートジボワールで生産されています。
カカオ豆のような一次産品は途上国にとって、重要な外貨獲得源 ですが、大変厳しい競争にさらされていて価格は下がる一方です。
利益を上げるために安い労働力を得ようとして子ども奴隷を使っているという構図があります。

奴隷仲買人は、1人あたり15~30ドルで村の子どもたちを買い集め、カカオ豆の農場に送ります。
子どもたちはタダ同然の低賃金か賃金なしで重労働をさせ られ、擦り切れたTシャツ1枚で農薬を扱うこともあります。
カカオ豆の生産のため、25万人を越える西アフリカの子どもたちが働いていると言われています。


アフリカで横行する子どもの人身売買

アフリカでは、これ以外にも様々な仕事のために子どもたちが人身売買されます。
中央アフリカや西アフリカでは、親類などに預けられた子どもが家事労働で搾取される、あるいは誘拐され子ども兵士にされることが少なくありません。

子どもたちは、また、鉱山、砂利採取場、プランテーション、ボルタ湖(ガーナ)での漁業、家事労働、性産業に向けて売買されます。


私たちにできること!
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2943


消えた子どもたち

2001年4月13日世界中の新聞やテレビが、ある事件を報道しました。
西アフリカのギニア湾で10歳から14歳の子ども227人(人数には諸説あり)を乗せた船エティレノ号が行方不明になったのです。

ギニア湾の沿岸国家はこの船の寄港を禁止したため、1週間ほどギニア湾をさまよった後、行き場のなくなった船は、出発地だったベニンの港町、コトヌーに戻ってきました。

ところが戻ってきた船には、23人の子どもしか乗っていませんでした。
発覚を恐れた船長が子どもを投げ捨てたと疑われましたが真相はわかっていません。
この船の子どもたちは、西アフリカ諸国から集められ、コートジボワールのカカオ豆農園に売られて送られる途中でした。

アムネスティ インターナショナル
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2188

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バレンタインデーなんて言う商業戦略のためのくだらないイベントに乗せられてる日本人。

いくらフェアトレードのチョコレートを買う人が増えようと、大量生産大量消費のこの日のためにビジネスとして利益追求のためにどんな事を考える連中がいるのかを、考えるべきだ。

チョコを送ることが嬉しいのか
チョコを送って喜んでもらうのが嬉しいのか
チョコを送って喜んでもらえると思う自分の気持ちが満足するから嬉しいのか
みんながやってるから送らないといけないと思うのか

いったい何が目的で誰のためにそれをしてるのかを考えると、こんなくそいまいましいイベントに乗じてやりたいとは俺は全然思わない。

よくジャニーズとかのファンが事務所や目当ての人にチョコを送る。
大量に集まったそのチョコがどうなってるのか、想像すると恐ろしい。

ま、チョコはうまいけどな。

だけど気分は嫌な天気が続いてる感じでなんか憂鬱な日だぜ。

搾取がどうのこうのよりもっと違う所が気に入らない。

もらって喜んだらまたくれるかも知れないから喜ぶな。ありがとうも言わない。
こいつにあげても喜ばないし嬉しくないからもうあげないって思えばいいんだぜ。


ファック バレンタインデー

ファック ホワイトデー



チョコレートの真実 [DIPシリーズ]
英治出版

世界で最も愛されるお菓子・チョコレート。その甘さの裏には、苦い真実がある。――カカオ生産の現場で横行する児童労働の実態や、巨大企業・政府の腐敗。今なお続く「哀しみの歴史」を気鋭の女性ジャーナリストが危険をおかして取材した、「真実」の重みが胸を打つノンフィクション。

●カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない。 世界最大のカカオ豆の輸出国、コートジボワール。密林奥深くの村を訪れたカナダ人ジャーナリストのキャロル・オフは、カカオ農園で働く子供たちに出会う。子供たちは自分たちが育てた豆から何が作られるのかを知らない。自分に課された過酷な労働が、先進国の人々が愛するお菓子であることも、チョコレートが何なのかさえも――。 マヤ・アステカの時代に始まるチョコレートの魅惑の歴史。そのなかで生まれ、今なお続いている、過酷な「児童労働」の実態と、巨大企業や政府の腐敗。その背景にある貧困と民族間対立。そして私たち先進国の消費者の行動は、この問題にどう関わっているのか?・・・本書は、この“世界で最も愛されるお菓子”の裏にある「苦い真実」を、さまざまな角度から明らかにする。

●カバー折り返し部分 「私の国には学校へ向かいながらチョコレートをかじる子供がいて、ここには学校にも行けず、生きるために働かなければならない子供がいる。少年たちの瞳に映る問いは、両者の間の果てしない溝を浮かび上がらせる。なんと皮肉なことか。私の国で愛されている小さなお菓子。その生産に携わる子供たちは、そんな楽しみをまったく味わったことがない。おそらくこれからも味わうことはないだろう。・・・これは私たちの生きている世界の裂け目を示している。カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の間の溝は、埋めようもなく深い。」(本文より)



チョコじゃないけどよく似てると思うからまだ知らない人は見てほしい。

無料映画 おいしいコーヒーの真実
http://alfjp.blog96.fc2.com/blog-category-18.html




2012/2/14




それと、チョコレートは脳に悪いって知ってた?

当たり前に入ってる乳製品もかなりやばいんだぜ