このブログにも時々登場しているKLEINのシングルスピードバイク。もともとはロードレースで活躍してたんだけど、老朽化でその座をCOLNAGOくんに譲って現在は悠々自適の余生を送っております(笑)。
現役時代のKLEINくん。
2005年5月のもみのき耐久レース4H完走後のワンショット。ライダーも若いなぁ(笑)。
もう15年以上前のフレームだけど、メタリック塗装はまだまだ美しくそのまま放置しておくのはもったいない。ということで、シンプルなシングルスピードにして、街乗りバイクしとて復活させることにしました。
前後ディレーラー、ブレーキレバー、アウターリング、スプロケットなんかを取り外してスッキリ~。
ハンドルはドロップの両端をカットして、上下逆さまに取り付けてブルホーンっぽくしました。
ブレーキを外すとき、誤ってフレームからワイヤーを抜いてしまったもんだから、新しいのを通すときどえらい時間がかかってしまいました。結局ショップに泣き付いて、先端をテーパー状に加工した細いチューブをもらってきて、それを使って何とか通すことができました。今回の改造工事では、このワイヤーを通すのにいちばん時間がかかったかな。
ピストみたいにリヤホイールの位置を調整できないので、チェーンテンショナーは必須です。スプロケットは多段⇒シングル用の改造キットを使用。16Tのギヤとチェーンラインを合わせるためのスペーサーがセットになってます。
ほぼ完成状態。チェーンテンショナーのプーリーがオレンジだったので、タイヤ、バーテープ、ブレーキのアウターもオレンジでコーディネート。コントラスト良くてなかなかカッコいいと思うんだけど・・・。
ブレーキレバーは、BMX用のコンパクトなのが操作しやすかったので採用。ハンドル径が特殊サイズだったためスペーサーを入れたりと、取付けに苦労しました。
ペダルはフラットタイプにしようかと思ったけど、やっぱりそこはローディの端くれ。ビンディング付じゃないと、ということでSPDにしました。
走ってみると、ミリ単位で合わせたはずのチェーンラインが微妙にずれてたり、チェーンのテンションが甘かったりと若干の調整は必要だったけど、今はチューニングばっちりです。
改造してるときも楽しかったけど、完成したバイクはルックスも走りもめちゃ気に入ってます!。最初は街乗り用にと思って作ったものの、走ってみるとこれがおもしろい!。結局街乗りには1回も使わず、ついサイクルウェアにヘルメットで遠出してしまいます(笑)。それくらい、走るのが楽しくなるバイクですよ~。
こんなKLEINのシングルスピードバイクが、とあるブログに紹介されました。
(2012.9.23の記事を見てね)
自転車って、ホントにいろんな楽しみ方があるよね。