読書感想(31)「君たちに明日はない◆垣根涼介」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

君たちに明日はない

垣根涼介著

新潮文庫

2012.5.26読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


ちょっとふざけたタイトルだけど、この本なかなかいいです。

企業のリストラを請負う会社(ホントにそんな会社あるのかな?)に勤める主人公。リストラ対象者と面接を行い、早期退職に応じるよう本人を納得させるのが彼の仕事。そんなシリアスでネガティブな状況設定にもかかわらず、深刻にならず軽いノリで展開するストーリー。登場人物は個性的だけどいずれも魅力的で、とても好感が持てます。
歯切れいい文章もこのストーリーに合ってていいね。






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