20th anniversary! | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

先日、結婚20周年を迎えました。

あっという間の20年という感じですが、思い返すとそれなりに起伏に富んだところもあり、その都度一生懸命やってたらいつの間にかこの日になってた、という印象ですね。

とにかく、こうして2人で20周年を迎えられたことに感謝したいです。



さて、記念日(実際は記念日の翌日でしたが)のディナーは、いま最もお気に入りのフレンチレストラン、ル・ココにお願いしました。


お店に着くと、いきなり浅田シェフから花束のプレゼントが!。

アルジャーノンにシャンパンを
あれれ、写真がセピアカラーになってる。何でだろう、照明の関係かな?。

“ブルーミルフィーユ”という種類の薔薇で、淡い紫が神秘的です。この画像じゃわかりませんが(泣)。

浅田シェフ、ありがとうございました!。


まずはシャンパンで乾杯!。
アルジャーノンにシャンパンを

意外とこの色、幻想的でいいかも・・・。


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アミューズは炙ったほたてをオレンジの泡で包んだもの。

中にはハーブのアイスが隠れてます。

オレンジの香りが爽やかで、ほたての香ばしさとうまく調和してます。


そしてワインは、この日のために事前に持ち込んでました

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LEROY Corton Charlemagne 1992


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結婚した年のブルゴーニュをずっと探していて、あるワインショップのセラーの片隅に1本だけ残ってたのを奇跡的に見つけました。

彼もボクたちと同じ20年過ごしてきたと思うと感慨深いですね~。もっとも彼の人生が波乱万丈でなかったことを祈ってますが(笑)。


アルジャーノンにシャンパンを

キラキラ輝くような黄金色、適度な樽の香りに蜂蜜や花のような甘い香りが混ざってます。まろやかで深みのある味わいだけど酸味もあって、余韻は酸が強い感じ。

いや~、これは素晴らしいワインですね。経年の雰囲気は全くなくまだまだ元気。これから先5年10年経っても大丈夫でしょう。あればストックしておきたいけど、もう手に入らないだろうなぁ。



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春キャベツと大根のテリーヌ。

上にはサッと茹でたうちわえびが載ってます。

春と冬の野菜のコラボ。キャベツの青い香りが春を感じさせます。りっぱなうちわえびは身がぷりぷりで甘みすらあり美味しいですね~!。



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魚料理の前に、ちょっとした肉調理が出ました。リードボーのソテーにマデラ酒のソース。持込んだワインに合わせてアレンジしてくれたとのこと。さすがです。

わずかに使っているバニラの香りをmywifeがキャッチしてシェフに褒められておりました(笑)。


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そして魚料理は、地あなごとトランペット茸のシャンピニオンソース。

あなごは身がふわふわ、1匹丸々使われててしっかり味わえます。潮の香りを感じさせるソースがこれまた絶品。

ここまでの料理、持込んだルロワに絶妙に合ってて素晴らしいマリアージュを楽しめました。


そしてメインは蝦夷鹿。
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あれ~何で写真の色が普通になってるんだろう。このデジカメよく理解できん。



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1歳のメスの蝦夷鹿。この歳なら脂も美味しいとのことで脂身付きです。

赤身は柔らかく野生の味わいがあり美味しいです。ワイルドペッパーがアクセントになって全体を引き締めてます。

そして脂身。脂肪の感じが全くなく、旨みのほか香ばしさもあり抜群ですね。脂身が苦手でいつもは食べないmywifeも絶賛しておりました。

やっぱりル・ココのジビエ料理は最高ですね。食べれて良かった~。


肉料理の時はロワールの赤をグラスで頂いたんだけど、料理に夢中で写真撮り忘れてしまいました(泣)。やや甘い香りのする美味しいワインで、ジビエ料理によく合ってました。


そしてデザート。
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またまたセピアカラーに戻ってる・・・。


アルジャーノンにシャンパンを
お皿にはシェフからのお祝いメッセージが。

フランス語です。さすが。


素晴らしい料理とワインで最高の記念日ディナーになりました。ル・ココのみなさんありがとうございました。



昨年の秋、三笠宮ご夫妻が結婚70周年を迎えられて、そのとき妻百合子さんに対して「感謝の言葉も見つからないほどである」という言葉をかけておられたのをニュースで見てとても感動した記憶があります。

それに比べるとまだまだ若輩者夫婦ではありますが、周りの方への感謝の気持ちを忘れず、2人で70周年を迎えることを目標に?これからもがんばって起伏を乗り越えていきたいと思います(笑)。


しかし70周年記念のとき70年物のワインを見つけるのはほとんど不可能だろうなぁ。

やっぱり今のうちに買っとかなきゃ!。




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