ヤマダ電機がエス・バイ・エルを買収 | 念ずれば花ひらく「会社経営」

ヤマダ電機がエス・バイ・エルを買収

昨年、中古住宅の転売に参入した「ヤマダ電機」が、ついに新築住宅に参入してきました。
中堅住宅メーカーのエス・バイ・エルを買収して子会社化することを発表。

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今まで、積極的な取り組みを行っている「スマートハウスビジネス」。
「省エネ」家電の積極的な提案や普及推進、太陽光発電システム提案による「創エネ」、自ら創り出した電力や余った電力を蓄え必要な時に使える「蓄エネ」のトリプルエコ提案、
家電専門小売業のリーディングカンパニーとして日本が直面する「電力事情」や「CO2排出量の削減」「環境への配慮」といったグローバルな問題にも積極的に取り組んでいます。

これまでの中古住宅に太陽光発電装置を取り付け、オール電化に改装して販売する事業の拡大と平行して、新築大手住宅メーカーに対抗して行こうというものです。

大手資本は何でも出来ますね。
特に、震災以来キーワードは「電力」ですから、家電の節電や省エネ住宅は市場もどんどん拡大していくでしょう。

今後、世帯数の減少により国内の住宅市場がどんどん縮小していく中で、大手ハウスメーカーもこのスマートハウス関連に積極的に取り組んでいます。
町場の工務店や大工さんは、その隙間に活路を見出さないとなりませんね。
業種を超えた連携も、今度ますます重要になっていくでしょう。