建材店ピンチ! | 念ずれば花ひらく「会社経営」

建材店ピンチ!

住生活グループ。すなわちINAXトステムグループが業務用建材販売店の全国展開に乗り出すというニュース。
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建設業者向けの店舗の名前は、「建デポ・プロ」
もちろん、一般消費者向けの「建デポ」という店舗もあります。

しかし、この「建デポ・プロ」という店舗は、我々建材店にとっては非常に大きな驚異となりそうです。
記事では、建材の卸や販売会社(我々のような業者)は、新築住宅向けの大量の仕入れには向くが、案件ごとに多様な資材が少量ずつ必要なリフォーム用の調達には効率が悪いという。。。

我々建材会社が対応しにくい小口買いに対応するため・・・と言いますが、住宅関連のメーカーが問屋を通り越して建築業者向けへ直接販売となれば、我々卸小売り業者は歯が立ちません。
今迄も、ホームセンターなどに随分売り上げを持って行かれていたのに、こういったプロショップがあちこち展開されたら、建材店や木材展は確実に減少していくでしょう。

木材、鋼材、断熱材、塗料、工具等々、工事業者が使う業務用の商品を3万点以上揃えるのだそうです。
しかも、我々の売りの「早朝営業」も行うのだそうで・・・

住生活グループ側では、「新事業は、リフォーム需要を中心に想定しており、従来の流通ルートとは競合しない」とは言いますが、住宅エコポイントでのリフォーム需要をにらんだ事業で、出口を押さえると言うことでしょうか。
トステムは、昨年11月から今年3月までに国内4工場を閉鎖します。ほか、YKKAP、パナソニック電工、文化シヤッター、アサヒ衛陶などの業界大手も再編や相次ぐ工場の閉鎖を発表しています。

今後3年間で300店舗の新設し、全国展開に乗り出すそうなので我々も覚悟と対応策が早急に必要です。
太刀打ちできるとしたら・・・それは『あの業種』と『あのサービス』だけです。
変化を恐れずに、進化しなくちゃ。

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