捨てないで!! パスタの茹で汁は魔法の液体(o^-')b

こんばんは～(*＾ー＾)ノ

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この場をお借りしてお礼申し上げます

さてさて、前の家では
大家さんのモノを借りていたので何も持っていなかったalex夫婦は

引っ越し時に、お鍋setを買いましたし
6ℓの圧力鍋の特売を見付けて、それもまた別に買い
お鍋は沢山持っているのですが・・・

3ℓぐらいの寸胴鍋が欲しかったので
丁度、roomba君を買った時に
ショート・パスタ用のパスタ鍋がまた特価でしたので
夫アレさんについでに買って貰っちゃっいました (*゜▽゜ノノ゛☆

たっぷりのお湯で茹でるのが理想ですが
ショート・パスタ用のこちらで
普通にカッペッリーニやフェデリーニなどの
ロング・パスタも茹でています(°∀°)b

勿論アレさんは買う時に
普通の寸胴じゃダメなの？と聞いて来ました。
私は、パスタ鍋じゃないとダメだったのです。

それは魔法の茹で汁を捨てたくなかったから・・・(・ω・)/

今はご存知の方も多いと思いますが、茹で汁は
パスタ・ソースとパスタの相性を良くさせる為(乳化)に使ったり
すっごい洗浄力がありますよね(*゜▽゜ノノ゛☆

パスタ・ソースの場合は、パスタを茹でている時に
ソースを作っているお鍋やフライパンに
レードル1杯ぐらいの茹で汁を混ぜると
パスタにソースが良く馴染んで美味しいですし

洗浄の場合は、パスタ・ソースを作ったお鍋やフライパン
そして食事をした後の油で汚れたお皿は
この茹で汁をかけるとサーーーッと嘘の様に綺麗になり
下洗いが出来て嬉しい

この洗浄方法、イタリア人の旦那さんのお母さんから
習った方が多いと思うのですが
alexは違って・・・
alexは子供の頃に母から聞いた方法なのです (・ω・)/

何故、1970～80年頃に
母がこの方法を知っていたのかは謎ですが・・・

さて、このパスタ・ソースをパスタに馴染ませたり
綺麗に油汚れを落とす作用をしてくれる
魔法のパスタの茹で汁の正体は乳化剤

以降、ただの説明になります・・・

乳化剤とは
wikipediaなどみると難しい言葉がずらーっと並んでいますが
要は、互に交じり合わない水と油とを
良く混ざり合った状態に(乳化)させるのを助けてあげるもの。

この洗浄用に使うパスタの茹で汁は
食品用途以外の乳化剤として
alex的ザックリ説明ですと、天然界面活性剤の事。

界面活性剤とは、水に馴染みやすい部分と
油に馴染みやすい部を持つ物質の総称で

下の矢印を手だと思って下さい(・ω・)/
油汚れ←→油+水(界面活性剤)←→水

油汚れと界面活性剤の油に馴染む部分が手をつなぎ
界面活性剤の水に馴染む部分と水が手をつないで
油汚れが水に流れて落ちるという作用

巷ではこれは
パスタの原料、小麦に含まれる成分タンパク質などからとれる
サポニン(天然界面活性剤)の作用と言われている様ですが
サポニン：語源はシャボンなどと同じ

タンパク質を含む大豆などからはサポニンがとれても
小麦からとれたという化学的発表はまだないそうです。

で、食の乳化剤のお話は
例えばサラダにお酢と油を別々にかけるより
お酢と油を良くふって乳化させ
ドレッシングにした方がとろんとした感じになり美味しいのと同じ様に

このパスタの茹で汁(乳化剤)をパスタ・ソースに良く混ぜ合せる事によって
油と水分が乳化され
とろみが出て、パスタに絡み馴染んで美味しくなるのだそうです

パスタ・ソースを乳化させるのは
茹でている間に出来ますけど

洗浄用に茹で汁を使いたい場合
パスタをザルにあげる時に
2つシンクがあれば、片方のシンクにためる方法もありますが
栓が抜けて悲しい思いをする事もあり

「では、別鍋を」とわざわざその為に用意するのがイヤだったので
パスタ鍋を買いました