アイルワース の モナ・リザ は ダ・ヴィンチ 作 だった?!! | veneziaの芸術に囲まれて

アイルワース の モナ・リザ は ダ・ヴィンチ 作 だった?!!

お早うございます☆





アイルワースのモナ・リザ...
別名、若きモナ・リザシュールくん






英語名ですと isleworth mona lisaで
イタリア語名ですとla isleworth mona lisaと
定冠詞の「la」が、付いただけだったり

la gioconda di isleworthと
いわゆるルーヴルのモナ・リザ「la giconda」に
「isleworthの」と付け足してあったりと色々イタリア





16世紀のルーヴルのモナ・リザよりも...






モデルが10歳程若くみえますが
構図はほぼ同じという事で
ダ・ヴィンチが描いたもう1枚のモナ・リザ?! かどうか?!
とずっと論争が絶えなかった作品でしたシュールくん




1913年、とあるアート・コレクターが
貴族の家からこの作品を発見し
ロンドンのアイルワースにあるアトリエに運び込んだのが発端。

第1次世界大戦中に安全な保管場所へと
一旦アメリカへ渡りましたが
戦後、イタリアで調査が行われたそうです

1960年代、ヘンリー・ピューリツァーがこの作品を購入し
絵をスイス銀行の金庫に保管したのですが
「モナ・リザはどこにいる?」というタイトルの本を
自分の会社であるピューリッツァー・プレスから出版無言

そこに、この作品こそが、ダ・ヴィンチが描いた
「リザ・デル・ジョコンドの肖像画」説を唱えたそうです。

ピューリツァーの死後もこの絵は
スイスの金庫に保管されたままでしたが
2008年にとある国際財団が
ピュリツァーの伴侶だった女性の遺産から購入

そして、スイスのチューリッヒに本拠を置く
モナ・リザ財団に鑑定を依頼していました



さて、冒頭文と重複しますが絵の特徴と
今までの論争内容を簡単に書き出しますと

アイルワースの作品に描かれた女性は
ルーヴルのモナ・リザよりも10歳程若く見え

 






作品自体は、ルーヴルのものより少し大きく
色も鮮やかなのが特徴で

姿勢や顔つきなどはよく似ていますが
例の背景は異なり

ダ・ヴィンチの作品らしく未完成な部分もあり
また真偽論争の種にもなっている円柱も
ラファエロのものと同じ様に両側に描かれていますシュールくん

 









とある美術史家によれば
「座っている2人のあらゆる要素が正確に同じ位置にあり
2人 ☞ ルーヴルのとアイルワースのと
ダ・ヴィンチ特有の数学的美学も伺える」というお話で

モナ・リザ財団は 依頼される前から調査を行っており
35年以上の研究によると
『あらゆる角度から見てこの絵がモナ・リザの初期版といえる」
と結論づけていましたが...



ルーヴルはこの件に関しても
コメントを拒否していますし

この作品はダ・ヴィンチが好んだ木板ではなく
カンバスに描かれている事とか

赤外線反射光とX線による検査においても
この作品の作者がダ・ヴィンチではないと
非常に良く分かる事とか

モナ・リザが若く見えるのも
「模倣者がその様に描いたからだ」などと
反論も沢山ありました。



さて、世界的にニュースになったので
ご存知の方も多いと思いますが

そのモナ・リザ財団は13日、アイルワースの作品について
キャンバスの放射性炭素14の濃度も分析した結果
1410年~55年のものである可能性が高いと判明し
ルーヴルのモナ・リザは1503年~1514年頃の作品

ダ・ビンチの制作である事を示す新たな証拠が見つかった
と発表しました。。。








が・・・
絵の具の方の分析はどうなっているのでしょうか???
私がニュースを聞き逃しているだけでしょうか???

この先の発表が色々と気になるニュースだなぁ,,,
と、思ったalexでした...





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