日本に眠る明治時代のイタリア人版画家...
こんばんは!!
皆さんは社会の教科書等で
一度はご覧になったと思いますが
こちらの明治天皇の御真影
「お雇い外人」の1人だったイタリア人版画家
edoardo chiossoneの作品で...
エドアルド・キョッソーネ
右:イタリアのキヨッソーネの肖像画記念切手(500リラ)
彼はあの西郷さん本人ではない!の肖像画なども
残しています...
さてさて、簡単にキヨッソーネをご紹介
日本の明治政府が発注した政府紙幣(明治通宝)を製造しており
彼も製造に関わっていましたが
キヨッソーネが来日した1875年(明治8年)
当時、彼はイギリスの印刷会社に勤めていたそうです
出来立てホヤホヤ明治政府にとって
偽造されないような精巧な紙幣を製造するのは大きな課題で
このままドンドルフ・ナウマン社に紙幣印刷を依頼するのは
経費が嵩む他、安全性に問題があるとして国産化を目指し
その技術指導の出来る人材を求めました。
キヨッソーネが日本からの誘いに応じたのは
大隈重信が破格の条件の提示があったからでもありましたが
当時、写真製版技術の発達が進んでいた事もあり
銅版画の技術を生かせる活躍の場を求めたからだそうです
来日し、大蔵省紙幣局(現国立印刷局)を指導o(`д´ 。)
雇用期間が終了した1891年(明治24年)には
退職金3000円と年額1200円の終身年金の他に
勲三等瑞宝章を政府から与えられたそうです
しかし、これらの莫大な収入の殆どは
日本の美術工芸品を購入するのに当てた他
寄付に充てたらしい...
彼が購入した美術工芸品は
浮世絵版画3269点、銅器1529点、鍔1442点など
15000点余り\(゜□゜)/
彼の収集品は『ジェノヴァ市立キオッソーネ東洋美術館』所蔵
彼は最期まで日本に留まり
1898年、麹町の自宅で亡くなり
青山霊園に埋葬されました。
alexの地元のお友達は、幼い頃
お散歩したりかくれんぼしたりで、彼のお墓を見た事がある??? ☜罰当たり?!
って、当時、私も意識した事がないですけど...
さて、明日9月21日
皆さんは社会の教科書等で
一度はご覧になったと思いますが
こちらの明治天皇の御真影
「お雇い外人」の1人だったイタリア人版画家
edoardo chiossoneの作品で...
エドアルド・キョッソーネ
右:イタリアのキヨッソーネの肖像画記念切手(500リラ)
彼はあの西郷さん本人ではない!の肖像画なども
残しています...
さてさて、簡単にキヨッソーネをご紹介
彼はアレンツァーノ(ジェノヴァ県)で
代々製版、印刷業を営んでいた家系に生まれ
14歳からリグーリア美術学校で銅版画の彫刻技術を学び
22歳で卒業、特別賞を受賞し教授となりました。
1867年に開催されたパリ万国博覧会で
出品した銅版画は銀賞を受賞し
その後、紙幣造りに興味を持ち
イタリア王国国立銀行に就職。
1868年、同国の紙幣を製造していた
フランクフルト(ドイツ)のドンドルフ・ナウマン社に転任し...
当時ドンドルフ・ナウマン社は代々製版、印刷業を営んでいた家系に生まれ
14歳からリグーリア美術学校で銅版画の彫刻技術を学び
22歳で卒業、特別賞を受賞し教授となりました。
1867年に開催されたパリ万国博覧会で
出品した銅版画は銀賞を受賞し
その後、紙幣造りに興味を持ち
イタリア王国国立銀行に就職。
1868年、同国の紙幣を製造していた
フランクフルト(ドイツ)のドンドルフ・ナウマン社に転任し...
日本の明治政府が発注した政府紙幣(明治通宝)を製造しており
彼も製造に関わっていましたが
キヨッソーネが来日した1875年(明治8年)
当時、彼はイギリスの印刷会社に勤めていたそうです
出来立てホヤホヤ明治政府にとって
偽造されないような精巧な紙幣を製造するのは大きな課題で
このままドンドルフ・ナウマン社に紙幣印刷を依頼するのは
経費が嵩む他、安全性に問題があるとして国産化を目指し
その技術指導の出来る人材を求めました。
キヨッソーネが日本からの誘いに応じたのは
大隈重信が破格の条件の提示があったからでもありましたが
当時、写真製版技術の発達が進んでいた事もあり
銅版画の技術を生かせる活躍の場を求めたからだそうです
来日し、大蔵省紙幣局(現国立印刷局)を指導o(`д´ 。)
彼は印紙や政府証券の彫刻、日本の紙幣/切手印刷の基礎を築いた他
若者達の美術教育にも尽力したそうです
奉職中の16年の間に
キヨッソーネが版を彫った郵便切手、印紙
銀行券、証券、国債などは500点をも超えるそうです(*゜▽゜ノノ゛☆
日本で製造された近代的紙幣の初期の彫刻は
彼自身が手がけた作品!!
左:1円札
右:10銭切手
また、1888年には宮内省の依頼で
明治天皇の御真影を製作した時は
同省から破格の慰労金2500円を授与
若者達の美術教育にも尽力したそうです
奉職中の16年の間に
キヨッソーネが版を彫った郵便切手、印紙
銀行券、証券、国債などは500点をも超えるそうです(*゜▽゜ノノ゛☆
日本で製造された近代的紙幣の初期の彫刻は
彼自身が手がけた作品!!
左:1円札
右:10銭切手
また、1888年には宮内省の依頼で
明治天皇の御真影を製作した時は
同省から破格の慰労金2500円を授与
日本の印刷技術の基礎は彼のお陰(。-人-。)
と言っても過言ではないそうで
と言っても過言ではないそうで
雇用期間が終了した1891年(明治24年)には
退職金3000円と年額1200円の終身年金の他に
勲三等瑞宝章を政府から与えられたそうです
しかし、これらの莫大な収入の殆どは
日本の美術工芸品を購入するのに当てた他
寄付に充てたらしい...
彼が購入した美術工芸品は
浮世絵版画3269点、銅器1529点、鍔1442点など
15000点余り\(゜□゜)/
彼の収集品は『ジェノヴァ市立キオッソーネ東洋美術館』所蔵
彼は最期まで日本に留まり
1898年、麹町の自宅で亡くなり
青山霊園に埋葬されました。
alexの地元のお友達は、幼い頃
お散歩したりかくれんぼしたりで、彼のお墓を見た事がある??? ☜罰当たり?!
って、当時、私も意識した事がないですけど...
さて、明日9月21日
明治の日本におけるイタリアからの...
「お雇い外人の活躍」などをテーマに
書籍を紹介するイベントが
大阪の朝日新聞ビル1階 アサコムホールで
行われるそうです
締め切りは今日までだそうですが
私だったらダメ元で明日、参加出来るか電話しちゃうかも...
「お雇い外人の活躍」などをテーマに
書籍を紹介するイベントが
大阪の朝日新聞ビル1階 アサコムホールで
行われるそうです
締め切りは今日までだそうですが
私だったらダメ元で明日、参加出来るか電話しちゃうかも...
先程知り、面白そうなので
載せようと思った記事ではなく
彼にスポット・ライトを当ててみました
載せようと思った記事ではなく
彼にスポット・ライトを当ててみました
このイヴェントに参加される方は
いらっしゃいますか???
行かれるなら、どうか私の分も
楽しんで来て下さい~
あ、明治時代にイタリアから日本に行った人がいた様に
勿論、逆のパターンもあったんですよ
そのお話は、またいずれ~
いらっしゃいますか???
行かれるなら、どうか私の分も
楽しんで来て下さい~
あ、明治時代にイタリアから日本に行った人がいた様に
勿論、逆のパターンもあったんですよ
そのお話は、またいずれ~