楽天カード決済・濡れ手で年23億円+α | 元楽天出店者のブログ

楽天カード決済・濡れ手で年23億円+α

「楽天市場 カード決済代行あんしんサービス」を
全店舗に導入するとどうなるか。


現在3000店舗が導入しているらしいので、
残りは7000店舗としよう。
システム固定料金が3000円、
処理手数料が1件15円、
カード決済手数料が3.6%だ。


・月3000円の固定費×7000円=2100万円


現在の楽天の月流通額は約240億円。
カード決済はだいたい4~50%。
少なくみつもって40%として、100億円。
料率3.6%なので、カード決済手数料3.6億円。
今回増加するのは7000店舗なので、
3.6億円×0.7=カード決済手数料約2.5億円
楽天はカード会社にもあこぎな取引をしていると思うので、
決済手数料の60%は自分のものにするとして、


・2.5億円×0.6=1.5億円


楽天全体での平均単価は、5~6000円。
大まけにまけて6000円として、
販売件数は100億円÷6000円=約167万件。


・1件15円の決済手数料×167万件=約2500万円


つまり、今回のカード漏洩事件のおかげで、


・月3000円の固定費×7000円=2100万円
・2.5億円×0.6=1.5億円
・1件15円の決済手数料×167万件=約2500万円


月に1億9600万円、年に23億5200万円が
楽天に転がり込むことになる。


これを喜ばずにいられようか!?
そのくせ「ユーザーのため、コスト度外視で」だってさ!
カード情報漏えいが発覚して、一番得するのは楽天だ。


「待ってました!」と言わんばかりに
次から次へと「ユーザーのため」とか言いながら
金をむしりとっていくだろう。


さらに、楽天大学で「個人情報保護」を学ばせるだとか言ってる。
楽天大学は有料講座で、1~3万円くらいする。
1万円として全店舗に受講させたら、それだけで1億円。
「受講しなきゃ退店させます」とか平気で言いそうだし。


負担が増すことで店舗は、価格設定を見直さなくてはいけなくなる。
利益を残すために、送料を100円高くしたり、SALEを取りやめたり。

それでもあなた、楽天で買いますか?