青春とはなんだ:久保畳店 | 昔のドラマのロケ地を探そう!

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久保(木村豊幸)の実家の畳店は川崎市多摩区登戸にあった当時の読売新聞向ヶ丘遊園専売所の建物が使用されたと思われる。この辺りの商店街は区画整理の為「肉の寺田」同様当時の道路、建物ともすべて建て変わり当時の面影は全くない。
画像1 1965年
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第33話より。家の手伝いをしている久保の前を順子(豊浦美子)が花束を持って通りかかるシーン。畳店を右に見て前方道路が左に大きくカーブしているのが分かる。
画像2 1966年
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第33話より隣の建物看板に注目。
画像3 1966年
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第38話より畳をリヤカーに乗せて店の前を歩く久保の父(名古屋章)。こちらも隣の建物看板に注目。
画像4 1966年
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第19話より4軒隣の店舗看板に注目。
画像5 1966年
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画像5を拡大したシーン。4軒隣は「吉田~店」。
画像6 1966年
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第32話より向かいの店舗名は「玉川屋」である。
画像7 1966年
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1969年の住宅地図よりこれらの情報を総合すると赤丸で囲まれた当時の読売新聞向ヶ丘遊園専売所の建物が該当する。当初は肉の寺田のロケを行った(4)の肉店の向かいにある製畳所(5)と思われたのだが、前の道路の形状や近隣店舗からこちらではなく肉の寺田から数十メートルほど東北へ行った読売新聞の専売所だったようだ。
画像3、4に映る左隣の建物に書いてある文字は「淺谷」(1)だろう。画像5,6に映る「吉田糸店」(3)も4軒隣に確認出来る。また、向かいには玉川屋(2)が確認できる。
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ストリートビューの画像より2009年頃の撮影画像にはまだロケを行った建物が残っている。
2009年
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こちらは画像5と同じアングルのシーン。
2009年
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こちらは画像2と同じアングルのシーン。道路のカーブが同じなのが確認できる。
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2014年3月現在のロケ地付近。左の駐車場裏側辺りがロケ地の建物があったところ。
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当時の商店街道路と現在の計画道路が併記されている区画整理事業計画図にロケ地を赤点で示した。
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1963年の航空写真より赤丸内がロケ地。
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goo地図の現在の航空写真より当時の道路が残っており建物もほとんど残っていることからおそらく10年近く前のものだろう。
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Googleマップの現在の航空写真
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