先に書きましたとおり
私自身はホメオパシーをプラセボ効果以上には
効かないと考えていますが


結構蔓延しているこういうホメオパシーの使用者や
施術者の方が頑なになって自分の想いに固執してしまって
新たな不幸が起らない為に、


いざと言う時の西洋医学との融合は
可能なのかどうか考えてみました。


私などド素人は、

西洋医療を否定するわけでは無いのですが

薬の副作用はなるべくもらいたくないと考えるのです。


母親がリウマチでしたのて、
西洋医学によって延命が出来た事も
とてもありがたいことでとは思うのですが


その代償として副作用によって血管障害がでて
最終的にリウマチでなくその血管障害が元で命を
落としたことが辛くもあるわけです。


こういうとき延命の事実より、
副作用で死んだ事実が頭に残って
西洋医学を恨むことにもつながる事もあるかなあ
と考えたりもします。


薬を否定したい心境というのも
解るのです。


しかし、そもそもなぜ副作用もある薬を使わなくてはならないものが有るのか、

その意味も良く考えておかなくてはいけません。


ホメオパシーとは西洋医療とはまったく考え方の根本から
違った手法で有るようだと、仕組みなど見ても思います。

そういった両者に歩みよりは
果たして可能なのでしょうか?


もしホメオパシーと西洋医学が歩み寄る事が可能とするなら

西洋医学が歩み寄るかホメオパシーが歩み寄るか
のどちらかになりますが、


西洋医学の考え方で、ホメオパシーを効果で見る薬と考え
新薬の治験のような

(効くか効かないか未定と言う意味だけどこんな方法も有るよって)

捉え方で使ってみる事なら整合性があるけど、
医者の良心としてその処方はどうよ?
って思われます。


http://www.homoeopathy.gr.jp/cart/hj/index.php?m=search_category&out_html=search_hj&syo_categoryid=41

話はずれますが、

ちょっとホメオパシーっていくら位なのか調べてみたら


びっくり目

1キット11000円から15000円だってビックリマーク

ただの砂糖粒ですよはてなマーク

かなりなんですなぁ・・・・・



またホメオパシーの考え方で、
西洋薬を使えるかというと


そもそもホメオパシーでは西洋薬を毒と捉え
これを排除する事から考えるようですから


重篤な時でも薬を使う判断が果たして的確に出来る
教育が伴っているのかどうか

かなり怪しいです。


(ホメオパシーの教育でそんなガイドライン作ったら
話が破綻しちゃいますものね)


だからホメオパシーが西洋医学に歩み寄るなら
せいぜい急激な症状の時の外科的治療くらいを
許す程度しか厳密に言うと受け入れられないのは
察しがつきます。


つまりホメオパシーの意見を尊重すると
薬は使えないんですよね。


だからこの場合の歩みよりはかなり厳しいものに
なります。


なかなか基本の考え方が違うと
上手に融合させるのは至難の業です。


しかし過剰に薬を投与する仕組みがあるから
(お医者さんも生活しないといけませんからね)
こういう薬否定の道具としてのホメオパシーという

話も出てきちゃうわけで


医療界も考えて欲しいものです。


過剰投与を無くす仕組みをまず